目次
序論 「知と力」を生成する場
第1章 スーフィー教団と近代高等教育の場:知識・政治運動・人
第2章 アラビア語話者知識人と「改革主義」イスラーム
第3章 左派思想運動の敗退と大学におけるイスラームコミュニティ
第4章 民主党政権下のセネガル:上からの「教団政治」と「若者たちの導師」
第5章 「若者たちの導師」と「下からの」社会改革運動
第6章 イスラーム近代教育の場:教育者と学生たち
第7章 宗教メディアと新たな知識・表現の場
第8章 大学キャンパスにおける宗教実践:空間と身体性のダイナミズム
第9章 若者たちの霊性文化:もう一つの「大学」としての「道」と「修行」
結論 セネガル現代社会を動かす宗教性のダイナミズム
感想・レビュー
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BLACK無糖好き
13
西アフリカのセネガルにおけるイスラームの在り方を「知(識)-(権)力」の概念枠組みから分析。前半はセネガルの社会と高等教育の場について概観し、政治と宗教とフランスとの関係を解説。後半では大学生を中心とした若者たちの宗教実践を取り上げている。セネガルのムスリムは多くがスーフィー教団に属していて、導師と弟子や信者との関係や現代的なSNSの利用など「柔軟な」宗教空間が特徴的。また、修行を通した秘儀領域についても具体的に記述していて神秘的・霊的な面は興味深い。分量もそれなりで内容も頗る充実、読後の余韻も深い。2026/05/18




