出版社内容情報
革命軍での大活躍を経て、新体制において爵位を受けたエイギルは、ノンナやルーシィとの誓いに向け着々と歩を進める。国の新体制に反発する勢力や、未だ燻る戦火の鎮圧に駆り出された彼は、変わらず戦いと女の日々を満喫し、更なる地位へと駆け上っていく――。
内容説明
革命に成功し、武勲を得て貴族となったエイギルは、魔狼の名を貰いエイギル=ハードレットと名乗ることに。新国家樹立後も国内に残る反抗勢力、その制圧の任を受けたエイギルは新たな戦いへと身を投じ、さらに成り上がる足がかりを得ることに―。やがて覇王となる好色な青年の英雄譚!絶好調の第3巻!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
alleine05
2
軍に所属して成り上がっていくわけだが、貴族に成り上がったら成り上がったで、家を用意したり、使用人を入れたり、戦いとは別の手間がかかるのが描かれていたのが面白い。レオポルトも登場。主人公がマッチョで脳筋な分こうして他に頭脳面を担当するキャラが出てきたりと、何でもかんでも主人公ひとりが無双して解決じゃないのがいいね。アンドレイのあのエピソードはひょっとしたら書籍化の際に削られるかなと思ったけどちゃんと収録されていて良かった。2017/04/27
jin
1
戦って犯って戦って犯ってと非常に爽快。それぞれの見せ方がとてもよい。2017/05/19
saposi_
0
エイギルがほんとかっこいいしいい男 それだけで読んでて面白い。2017/12/02
さっきだったとら
0
ようやく王になる夢への足掛かりができた。やはり戦争で功績をあげ成り上がるのは読んでてワクワクするね。国王の覚えめでたく優れた直感と鬼神のごとき武勇はあるが策士ではない主人公。冷徹で頭が切れ軍略や謀略に長けるが成り上がるためのつてがないレオポルト。性格的には全く合わなそうな二人だが、互いの力をうまく利用しあえば共に高みを目指せそう。対アークランド戦争でどんな活躍をするのか期待が高まる。今回からHJノベルスに替わったが遅かった刊行ペースが改善されるといいなぁ。2016/09/29