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内容説明
季節は流れて夏も盛り。族都ギムレーに凱旋した勇斗を待っていたのは、熱狂的な市民の歓声と、愛する美月の笑顔だった―“豹”の征伐を終えたつかの間の平穏の中で、湧き起る食糧問題にリネーアは如何に立ち向かうのか。美月の体調不良の原因は?そして“炎”と“雷”の宗主がついに激突する!!―世界がターニングポイントを迎える第10巻。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まりも
38
スマホの力を借りて戦場を駆け巡る異世界ファンタジーの10冊目。族都ギムレーに凱旋した勇斗たちが束の間の平穏を楽しむところから始まる話。内情に様々な問題を抱える《鋼》であったり、《炎》と《雷》の宗主が激突したりと箸休め回+次巻へ向けた準備も完璧と言った感じの内容でした。美月の力を借りて、勇斗に想いを寄せるヒロイン達がちゃんとした関係になっていく展開は、美月という正妻の度量の大きさも分かって良い感じ。《炎》の宗主がまさかのあの人物だったり、サヤの予測やリーファの豹変と気になる事は多いので、次巻も楽しみです。2016/02/28
よっち
30
《豹》征伐を終えて湧き起る食糧問題に立ち向かうリネーア、美月の体調不良の原因、《炎》と《雷》の宗主がついに激突する第十弾。強敵を下し勢力を拡大させていても、内情はそこまで余裕があるわけでもない《鋼》を取り巻く難しい状況を整理した今回。美月はついにという感じでしたけど、その美月がいろいろ奔走したお陰で、勇斗への複雑な想いを抱える幹部ヒロインたちが素直になりつつある描写がとてもいいですね。《雷》と《炎》が激突した結果と宗主の正体は意外な人物でしたが、ここに来て大きく動いた事態がどうなるのか、次巻が楽しみです。2016/02/27
アウル
22
勇人と美月の結婚式、ご懐妊、フェリシアがまずはハーレム入りと鋼は上手い事まわしていっている中、炎と雷は戦争真っ只中に。ステインソールがまさかの退場。炎の宗主の正体が明らかになり、勇人に興味津々だし、王朝からも朝敵討伐令が出され鋼はどうなっていくのか?勇人は銃をどのようにして攻略するのか、続きが待ち遠しいな。2016/03/16
なつきネコ
14
まさか、こうハレームをパターンでくるか。さらにラノベで妊娠話とは、娘がいるからなんかリアル。しかし、私だったら、どれだけ好きな相手がいても、よりそってくれたフェリシアに行くよな。ユウトの忍耐強さに乾杯、美月の器のでかさにも乾杯。幸せなフェリシアにも乾杯。しかし、ステインソールの壮絶な戦死。ユウトとは宿敵と考えていたんだが、第六天魔王じゃしかたない。しかし、彼の名乗り弾正忠は天皇がいない世の中で名乗らない気がするし、平朝臣も普段は名乗らないはずなんだが、普通に三郎を間にいれるんだが、カッコ良いから良いかな2016/03/09
524
14
☆10→ 【ヤればデキる】異世界に飛ばされた主人公が一国の主となる戦記モノファンタジーの10巻。ヤればデキる、これは当然の結果でありまして、一発命中させ子供を授かる。鋼に訪れるつかの間の平和と祝賀ムード。しかし次の戦争はすぐそこにやってきて…。今回は勇人絡みのバトルはベッドの上の1戦のみ。しかし美月さんの「夫を寝取っていい宣言」はどうなのよ。器がでかいと言うのか、理想主義と言うのか…。【お気に入りキャラ:志百家美月】2016/03/02