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内容説明
ウルティマリアの野望を阻止し、雪羽を救うため敵の本拠地を目指す悠理。しかしそこで見たものは雪羽の変わり果てた姿だった。雪羽、そしてルーシア、セリアはただ悠理の幸福を願い、それぞれの戦いに身を投じていた。そしてついに姿を現した師匠・ジュリアスと悠理が対峙する。悠理が己の存在と『最強』の座をかけた戦いに挑む魔界編・最終章。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
水無月冬弥
8
望公太先生(@nozomikota)の #ラノベ 師匠対決!がメインですが、まさかこんな終わり方をするとは夢にも思わなかった。なるほど、この作者らしい終わらせ方ではありますね。いやあ、面白く熱く、そして最強についていろいろ考えさせられる話でした!2016/02/01
王蠱
5
タイマン勝負。魔界編最終章にしてこの物語の一つの区切り、究極にして終極の激戦を以て閉幕。ウルティマリアの策謀、それに挑む雪羽たちの決意とバトル、その決着もこれだけで1巻やってくれてもいいくらいの熱量と密度だったが「最強」の対決はひたすらに無茶苦茶で、だがとんでもなく王道で熱かった。強がりな師匠と強くなることの意味を忘れていた弟子、全く領域の違う「強さ」に立っていた二人が再び同じ場所に並び立ち、そしてシンプルにして明快な決着が着く。一王の言葉通りどこまでも「美しい」勝負、その果てからまた未来が動き出す2016/04/18
藤崎
5
魔界編完結。そして全体としても完結な雰囲気の終幕。ラスボス(前座)がはっちゃけつつ、ラスボス(真打)との最終決戦。そこで漸く本当の勝負ができたとか、そんな感じで。ってか読んでて「お前はそれが人よりデカい。それだけだ」とか思い出したりそら確かに即座に髪切ったけどとか笑ったり「ただのケンカしようぜ」みたいなオチだったりは「深く考えない方がいいですよ」・・・というか、本当に好きですねぇと微笑みのなんちゃらな気分に。ともあれ、シンプルなようで捉えどころのない「最強」という概念を、この作者さんらしく魅せた作品でした2016/01/31
1_k
4
完結。ラストの展開はあの作品のオマージュなんかいのう? 一貫して、パワーインフレ含むサブカル的「強さ」を時にはパロりつつ、時には正面から扱いつつの真摯な作品だったと思う。同じ作者さんの中二病と並んで、オタクとして抑えておくべき重要作品。2016/02/28
Ency [L-N]
4
雪羽を取り戻すべくウルティマリアの下へむかう悠里たち、魔界編終結の7巻目でした。魔界で好き勝手に暗躍していた感のある悠里の師匠ジュリアスがついに表舞台に立ったり、三年前の魔界で起こった事の真相が明かされたり、色々と繋がりが明らかになったり、どう見ても明らかに最終決戦の様相だったり、クライマックス感ハンパなかった。悠里とジュリアスが対峙してる今巻表紙からも明らかに、師弟対決勃発なワケだが、これが熱かったというか凄まじかった。こいつあんだけスキ放題やっておいて…と思う所だが、なんか許してしまう所あるなぁ…w2016/01/31
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