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内容説明
リジア十二貴族ベルゲンとの命を懸けた交渉から、辛くも帰還した皇国軍師クロム。そんな中、戦況は遂に両国の王が自ら出陣する事態へと発展し、まさに最終局面を迎えようとしていた。果たしてクロムは、現状でも倍の戦力差があるリジアを相手に、皇国を勝利へと導けるのか!?すべての皇国七聖も戦場に集結する第二次リジア戦役、ここに決着!!
著者等紹介
内堀優一[ウチボリユウイチ]
1981年生まれ。「笑わない科学者と時詠みの魔法使い」でデビュー。演劇企画ハッピー圏外にて主催、脚本、演出などもしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
25
リジア十二貴族ベルゲンとの命懸けの交渉から辛くも帰還した皇国軍師クロム。戦況は遂に両国の王が自ら出陣する事態へと発展、ついに第二次リジア戦役が決着する第七弾。リジア側の様々な思惑や難しい駆け引き、窮地にも見える状況でようやく見えた戦役を決着させるための決断。難しい判断が続く状況の中、死を恐れない奮闘や敵味方を越えた共闘でどうにか迎えた決着は新局面に向けた布石でもあり、まだまだ戦いは続きそうですね。鈍いクロムとヒロインたちとの状況にも変化があって、彼女たちのアプローチにも今後ちょっと期待。次巻も楽しみです。2016/01/29
いーたん
15
リジア戦役決着。漢たちの信念、忠義、理想。熱い想いを抱え、冷徹な策略を張り巡らせ、戦い抜いて漢たち。そんな漢たちを支え、時には前線で指揮を鼓舞させるヒロインたち。国を想い、王を想い、民を想う。そんな結果がリジア戦役の帰着点だった。様々な思惑により、リジア戦役にラトルグも応援というかたちでグラウスタンディア側に参戦。現在はグラウスタンディアとラトルグ、内海の民と勢力圏がまとまりはしたが、大陸の統一、覇権を争うことは必定。新兵器同士の大量殺戮にどう立ち向かうのか、次巻以降も楽しみですね。2016/02/02
ナカショー
13
第二次リジア戦役終結&第一部完結。フィフニスはホントに女神様ではないだろうかと思ってしまうほど、重傷を負いながらも自分の隊を鼓舞する姿がホントに神々しくうつって見えました。第二部も是非ともやってほしいです。2016/06/30
真白優樹
7
戦場に二国の王が揃い長い戦争に決着がつく今巻。・・・戦場に集うは英雄達、そしてそれぞれ譲れない想いを抱えた者達。誰もが本気で叫び駆け抜け戦場で熱い思いをぶつけ合い、幾多もの死体を積み重ねた先にあるのは戦乱の終結。後の敵国との一時的な同盟、そしてクロム達への火薬の顔見世、後の銃の原型の出現・・・幾多もの血を流し犠牲を積み重ねた先にあるのは戦乱の終結、そして平和。だが周辺国には未だ脅威が控え、目の前には既に新たな最大の敵となるであろう敵の姿が。次なる戦場ではどんな戦いが起きるのか。 次巻も楽しみである。2016/02/01
晦夢
6
一区切りということだけど、第二部も出ることを期待しています。2016/03/09