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内容説明
自分が治めるセコンダリア城を発展に導いた若き城主・ヒロトは、ついに城主たちを束ねる「州長官」を目指すことに。しかし彼を危険視するフェイエは、ヒロトを陥れるために卑劣な罠をしかける。妖艶なエルフの城主・エクセリスを州長官に立候補させ、ヒロトの対抗馬にしようというのだが…。異世界成り上がりファンタジー、待望の第4巻!
著者等紹介
鏡裕之[カガミヒロユキ]
作家。滋賀県立膳所高校を経て、北海道大学文学部英文科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
葛野桂馬@時津風@ハスター
8
ただの主人公無双というわけではなく、主人公の周りが少しずつ成長している感じが上手く描けていると思う。特に人として、と言っていいのか分からないけれど、そういう広い視野を持つというような精神的な面で最初のころと比べて全然比較にならない。主人公自体思いやり(と巨乳愛)だけでなりあがったようなものだからな。無理矢理区切るなら、ここが第一章完かな。続きも期待。2015/04/07
ご主人様見習い
7
見事なまでに巨乳さんしか近くにいないけど、サービスシーンも胸しかなかった。 主人公も州長官か次は国か隣国が登場するのかな。2014/11/11
山田
7
とうとうヒロトが州長官になりました。今後はどういう風に話が展開していくのか楽しみです。ヒロトの忍耐強さはホントにびっくりです。美人な巨乳に胸を押しつけられて、「ヤバい、勃起しそう」で終わるのはすごいですよね。自分だったら勃起しそうどころかフル勃起して、かつ襲いかかりますけどね。68点2014/11/08
sibasiba
6
こんなに分かり易くエンターテインメントに選挙活動を描くのは凄い。敵も小物じゃないのが更に良い。フェイエがヒロトを認める度量の深さが話の終わりでも維持したのは嬉しかった。ミミアのよくあるパターンである自己犠牲をソルシエールが阻止した点はポイント高い。読者側からは最悪手を健気さから独断で遂行するヒロインはストレス溜まるだけなのでさっさと切り上げてくれてホッとした。かなり出世したが更に上に駆け上るのだろうか?2017/01/05
S.T.
6
主人公がこれほど熱く選挙活動をするラノベにハマったことがないんだけど(笑)。いやあ、本当に面白い!自らの政治信条を貫くためには州長官にならないところまで追い込まれて、しかも立候補することすら相手の罠で…というギリギリの状況だった今巻。流れから逆転することは読めてはいたけど、実際のシーンまで読んだらそれでも感動した。主人公が完成され過ぎって指摘はその通りだけど、毎回毎回、「負けたら終わり」っていうシビアな状況なんだよな。それと、序盤戦最大の敵だったフェイエの今後は気になるな。どういう扱いになるんだろうか。2015/11/05