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内容説明
“アスカロンアームズ”―それは、人類から空を奪った巨竜と戦える唯一の武器。その使い手「騎士」の天星大句は、稀少な飛行能力を持つ少女騎士・未々桜エルと出会う。ある理由から実力を隠し続けてきた大句だが、エルの飛行能力を覚醒させるには自分の力が必要と知り、禁忌の封印を解く決心をする―。巨竜を駆逐し天空を取り戻す、新たなる英雄譚ここに開幕!!
著者等紹介
かじいたかし[カジイタカシ]
第5回ノベルジャパン大賞(現:HJ文庫大賞)で銀賞を受賞し、「僕の妹は漢字が読める」でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
晦夢
5
空が竜に支配された世界で、人類が竜に対向する武器アスカロンアームズの使い手大句は空を目指す少女に出会う。愛の力で竜に勝つ! みたいな感じかな。主人公にしろヒロインにしろあんまり魅力を感じられなかったのが辛いところ。礼威さんは割りと良かった。2014/09/09
1_k
2
テンプレバトル物だが、オークと姫騎士を導入した点は面白い。逆に言えばそこしか個性がないかな? 多分、三日もすればそれ以外のところは忘れていると思う。2014/08/11
ファーラス
2
人文科学の大作「僕の妹は漢字が読める」のかじい先生、ついに新シリーズ。……が、どうしちゃったんだ、先生。もの凄く普通。「魔法科高校の劣等生」で「モンスターハンター」という、直球過ぎるマーケティング。若干ギャグというだけ。あとがきに書いてあることが真実ならば、出版社を変えるしかない。たぶん、ガガガ文庫なら「開幕!デレリンピック」でも許してもらえた。そして作者・読者共に多くの人が幸せになれた。2年没を食らってこれでは……才能を浪費させてほしくない。2014/08/08
真白優樹
2
空の裂け目から竜が襲来、空を奪われた世界で竜を倒すために戦う騎士達の物語。・・・主人公が触手を使うなんて新ジャンルじゃないか、これ。それとエル可愛いよエル(閑話休題)。・・・恋愛関係に関してはエルが一歩リード・・・なのかな? 雷の竜も襲来しそうであり、次巻は一体どうなるのだろうか。2014/08/02
藤崎
2
圧倒的ワンダーで強烈な印象を打ち立てた「僕の妹は漢字が読める」の作者さんの新シリーズ。何が起きるのかともはやほとんど怖いもの見たさの精神で読んでみれば・・・開幕一番、主人公がヒロインを触手攻め。挿絵付きで。ええ、もう、「・・・ナニコレ?」とかリアルで呟いちゃいましたよ。ただ、それ以外に関しては雑多要素あるものの正直インパクト少な目で、今の所良く言えば手堅く悪く言えば特徴の薄い内容。しかして前作で目先の奇抜さ以上にストーリー全体の構築と仕掛けの巧みさも見せてくれていたので、まだまだ油断ならないので楽しみです2014/08/02