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内容説明
さらわれた妹を取り戻すため、魔神召喚を行った召喚師ソナ。現れた女公爵はグレモリーになって３年の新米魔神で、まだ１７歳のモールチェだった。彼女の天然ぶりに振り回されながらも、妹をさらった大魔術師ハンバートの居城を目指す。高い戦闘力を持つ魔神マルコシアスとも合流し、三人は貧乏貴族の三姉妹に変装しての潜入＆救出作戦を開始した！
著者等紹介
百瀬ヨルカ［モモセヨルカ］
「第７回ＨＪ文庫大賞」銀賞を獲得し、『ヘルプリンセスと王統の召喚師』でデビュー（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
合縁奇縁
35
さらわれた妹を取り戻すため、魔神召喚を行った召喚師ソナが契約したのが、グレモリーになって3年の新米魔神で、まだ17歳のモールチェだった。バトルもあるんだけど、コメディ要素が強すぎてバトルに危機感が感じられない。天然グレモリーと毒舌マルコシアスの会話が多くて、主人公ソナの存在が薄くなってる。妹がピンチなのに、修行を始めるのがなんかね…。2019/03/17
シュエパイ
9
あぁ、なんだろう、こののんきでのんびりとしたやり取りは(笑)まぁ、誘拐された妹を助けようってのに、恋愛事の魔神を呼んでどうするんだって話だよねぇw悲壮感が無いのが、いい意味で作風なんだろうなって思うのです。私が選んだのよ、と力強く言い切る妹さんとの最後の一幕が、なんかまぶたに浮かぶようでよかったのです。2013/08/31
nawade
6
★★★☆☆ 第7回HJ文庫大賞銀賞受賞作。さらわれた妹を取り戻すため、魔神召喚を行った召喚師ソナの前に現れたのは17歳の新米魔人グレモリーだった。今ならグレモリーといえばスイッチ姫の印象が強いのだが作者は読んでいないのかな？魔神召喚となるとおどろおどろしいイメージが有るのだが、この物語の場合、召喚されたグレモリーが天然ということもあって実にほのぼのした感じで話が進みます。まさに帯に書かれた魔神とお茶する、バトルファンタジーというキャッチフレーズがぴったりな内容でした。2013/08/01
Ency [L-N]
5
大切な妹の救出を望む少年ソナは魔神の召喚に手を出し成功するが、顕れた魔神はどう見ても少女で…、という所から始まるバトルファンタジーでした。が、あまりバトルしてるカンジでないのは、魔神グレモリーの四十八代目継承者なモルーチェさんの性格故かな。主人公ソナ（16）より年上（魔神だけど齢十七）なマイペースお姉さん的ヒロイン像がなんか良かった。それにしても最近「ソロモン七十二柱の悪魔」を題材にしたラノベによく当たる。これで3つ目か4つ目か。ま、たまたま続いてると感じるだけで「吸血鬼」並に使い易いネタ元という事やね。2013/08/13
F.ｋey
4
いろんなところでソロモン関係の悪魔も見るけど、こんな悪魔っぽくないのはあまり見たことないですね。別作品で知ってるグレモリーさんとはまったくキャラが違いました。まぁこれはこれで。悪魔成分（？）はマルコシアスが持ってる気がするし。展開は割と王道かな。と書きつつ一巻目から主人公が女装して敵地に乗り込むって考えるとそうでもないか？(笑)読みやすかったです。2013/12/17
