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内容説明
人と魔族による大戦が終結し、表向きには平穏を取り戻した世界。人として育てられた少女アリンは１５歳の誕生日を前に、自分が最強種の魔族「灼竜族」の生き残りだと告げられる。そんな彼女を迎えに来たという謎の少年シェバード。彼はアリンの他にジェーナ、ロアロという魔族の姫たちを従え、たった４人で世界を変える戦いを始めようとしていた！！
著者等紹介
葛西伸哉［カサイシンヤ］
青森県出身。シリアス、コメディ、ハートウォーミングなど、幅広い作風を持つライトノベル作家（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
1_k
5
萌っぽいハーレムラブコメにできそうなキャラ配置なのに、ストイックなファンタジー展開だなんて。もったいない。筆も展開もよくこなれているが、ありきたりの話で特筆すべき事がない。個人的には、主人公が完璧超人すぎて余り魅力的に見えなかったかな？ 何か一つくらいはコメディ要素が欲しかった。それから、敵をわざと名無しの雑魚兵ばかりにして、外連味ある超人を出さなかったのは少数で大群を蹴散らす無双演出がしたかったからか？ 実力の拮抗する魅力的な好敵手がいないので、戦闘シーンがどれも大味でカタルシスがないように思えた。2013/07/03
尚侍
4
とっても面白かった。滅びた国を取り戻すという最近流行のテーマだけど、きちんと順序だてられて物語が設計されているので展開に唐突感がなくしっかりと進んでいくのがいい。そしてなによりキャラの設定が良く、役割分担がきちんとしている上に主人公を中心として連携が取れていて、物語に安定感があるのが実にいい。心配点を上げるとすれば対人戦でなく対魔戦になった時にどうなるかということと、目指す目標が大きすぎるのでこの四人でいつまでも対処できるのかということだけど、その辺まで含めて今後の展開がどうなるか楽しみですね。おすすめ。2013/06/30
朝夜
3
読了。最近のﾌｧﾝﾀｼﾞｰ戦記は弱い主人公が知略で強大な敵を倒すものが多いけれどこの作品はﾁｰﾄな能力で超少数で敵を圧倒するとあまり見ない作品で読んでて面白かった。滅んだ国の生き残りの王子とかもうこの設定で今更堂々と一冊書ける作者は凄いな!!(誉め言葉です 掘り下げ不足な所がやや残念だけどあっさりと読める作品でこれはこれで個人的には割りと好きな物語でした。2013/07/17
葛野桂馬＠時津風＠ハスター
2
亡国の王子（？）が魔族の姫と共に、世界を混沌へ導いた魔皇帝に喧嘩を売る話。うん、間違っていないな。今回はキャラクターや世界観の顔見せみたいな感じかな。続きが楽しみ。2013/08/30
海老庵
2
主人公がヒロイン達を餌付けする話にはならないんだろうな。ラブコメ無しでファンタジー戦記として進んで欲しい。2013/07/02
