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内容説明
マリンが解き放った「無貌の力」により帝国と共和国の戦争は泥沼化する一方だった。しかし、それはCIMO8の一人、ザ・ワンの陰謀の序章に過ぎなかった。絢子を失った阿九斗の怒りの力は果たして世界を救うことが出来るのか?宇宙の外から来るという「力」の正体は?「世界の虚構性」とは?クライマックスへ向け、世界の謎が明かされていく。
著者等紹介
水城正太郎[ミズキショウタロウ]
「ホビー・データ」を経て、現在ライター集団「A‐TEAM」主催(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鑑真@本の虫
1
クライマックスへ一直線。 個人的にかなり間が空いたので、内容を思い出すのに苦労したが、無貌の力が解放され、絢子が殺された後から物語は始まる。 仲間の死についにキレたアクトが、次々と敵を薙ぎ倒すあたりは、爽快感があった。 無貌の力と滅びの因果も明らかとなり、いよいよ終幕へ近付いていく。 ザ・ワンを討滅し、最大の危機との向き合いが余儀なくされたが、そこはまさかの方向に。 比較的メタ展開だが、どう結末付けるのだろうか。2014/05/10
柴犬@色々したい
1
前読んだのいつだよ。話やらキャラやら覚えてなさすぎてわらたw思い出しながら読んでたなー。とりまこんなんでも話がちゃんと面白いからいいよほんと。最後どうなったんだろー2014/04/12
メロリン@5月は再読強化キャンペーン!
1
表紙のけーなが全てな巻ですね!2013/10/16
AM
1
11巻から1年以上ぶりの刊行でした。読み始めると、すらすら読めてあっという間に読み終わりました。面白いです。ただ、いろんな事象の説明が全巻までと比べると大雑把です。それに抽象的な説明が多く、会話の面白さもいまひとつ。プロットも粗すぎないでしょうか!?「驚き」の要素である私語の世界の観念が、どうにも作文ぽいです。作者さんが、パニック障害やうつでかなり厳しい状況だったそうです。アニメが面白くて小説を手に取り、小説も面白くて読み続けています。作者さんが万全になって、早く続刊が出るとうれしいです。2013/07/30
真林
0
無貌の力が解放された前巻から。これまでの世界論を覆す真実が語られる。敵味方問わず次々と犠牲になっていく中で阿久斗の喪失感はいかほどのものであったのか。個人の感情に突き動かされつつも、魔王として人類全てを背負う姿はあまりに膨大なスケール。圧倒されました。死後の世界の役割、コールドスリープの先にあるものとは。残り一冊、どのような結末を迎えるやら。2015/05/29