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内容説明
古代フォルトーゼでの戦いから幾年、孝太郎とクランがたどり着いたのは、10年前=1999年の地球だった。二人はそこで、巫女服姿の幼子と出会う。自らを“キィ”と名乗るその聡明な少女は、『青い星』=母親を捜し、「カブトンガー」の映画を見るために家出をしてきたと言うが―時を越えた孝太郎、その語られざる足跡が今、新たな運命を紡ぎだす。
著者等紹介
健速[タケハヤ]
ライトノベル作家。「あの日々をもういちど」(HJ文庫)で作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Yobata
28
二千年前のフォルトーゼから十年前の地球まで戻ってきた孝太郎とクランは着地地点で巫女姿のキィを名乗る少女と出会う。彼女は亡くなった母親を探す為に家出をして来たというが彼女は何者かに狙われていて…。キィちゃん回。十年前の過去でキィちゃんことキリハの初恋の真相が語られる。キリハだけじゃなくて奈々などの魔法少女達とも関わるんだねw佳苗の娘は確実に早苗だよねw?しかしキィちゃんは元気だし素直で子供っぽくて可愛かったなwこれが106号室で唯一大人びてるキリハの本来の姿だと思うとギャップが凄いwでも人の為に涙を流せる→2014/08/01
sskitto0504
22
キリハ回でしたね。なんとなく話は読めていましたが、やはり面白いですね。まさかのレインボーナナの登場もありましたし、伏線なのかな?それにしてもハーレム物なのに、毎回ヒロインになる子がメインヒロインと思えるぐらいの可愛さですね。キリハがデレるとあんなに可愛くなるとはびっくりでした…そしてラストはもしかしたらと思っていたけどのラストで。1番始めの侵略者はどうなることやら。楽しみです。2014/07/08
shinn♪
22
普通10巻くらいになるとマンネリになったり面白さが失速してくるんだけど、このシリーズはどんどん面白くなってる気がする。キリハ関連の話である事は想定通りだが、予想外の人とか関係者とかいろいろ繋がってたんだなあ。そしてキリハの可愛さは想像以上だった。この作品の良さはヒロイン達が主人公に惚れていく過程・理由が丁寧に描かれている所にあると思った。皆に幸せになってもらいたいんだが、今後どうなっていくのだろう2012/06/01
SSS
19
相変わらず良質なストーリー。いやー、初恋の想い人が実は主人公で、時を経て感動の再会って王道ですが、やはり良いものですね。 この作品の場合、時を経てっていうかマジで時空超えてますしね。 王道でも、ちゃんとオリジナル要素が良い感じに組み込まれているのが、流石です。2012/07/30
シュエパイ
18
地底の王国の少女と、時の漂流者達の、十年前の出来事、っと。あぁ、だからあんなに一生懸命探していたんだね、って納得しつつ。何だか不意に巻き起こった魔法使いたちの争いに、幽霊の少女に似た名前に、最後のシーンに、さよならの時間が迫りくるのを感じました。次巻、楽しみなような、不安なような・・・2012/06/07