出版社内容情報
1926年に出版した『クマのプーさん』よりも前にあったことを描いた10の物語で、公式の過去編「プリクエル(前日譚)」です。クマのプーさんが幼いクリストファー・ロビンのためにデパートで買われる前の世界にようこそ!
内容説明
「だれにだってかならず、“まえ”はあるんだからね」森にやってくるまえのことをきかれたクリストファー・ロビンにむかって、ウサギはそういいました。こうして、むかしむかしのお話がはじまり、読者は、クマのプーさんがクリストファー・ロビンのために買われるまえ、ハロッズ・デパートですわっていたころへとつれていかれます―。『クマのプーさん』の公式の過去編であるこの本には、ロンドン動物園での動物だらけのお話、自然史博物館でのとびきり背の高いだれかさんのお話、それに、子どもべやに住むネズミのちっちゃなちっちゃなお話など、10のお話が入っています。かくれ家づくり、宝さがし、ゆかいな歌、そしてハチミツでいっぱいの、幼いころのクリストファー・ロビンの世界へようこそ!
著者等紹介
リオーダン,ジェーン[リオーダン,ジェーン] [Riordan,Jane]
イギリス・ハンプシャー州にあるイッチェン川のほとりで、川でカヌーをこぎながら育ちました。子どものころはプーと同じようにスペリングが苦手だったので、将来作家になれるか自信がありませんでした。いまはロンドンに住んでいて、自分よりスペリングのとくいな息子がふたりいます。『Winnie‐the‐Pooh Goes to London』『A Pudding for Christmas』(未邦訳)など、たくさんの子どもの本を書いています
バージェス,マーク[バージェス,マーク] [Burgess,Mark]
20年以上、子どもの本の挿絵を描いています。イギリス・ロンドンのスレード美術学校で学んだのち、ロンドン動物園やケンブリッジの図書館で短いあいだ働いてから、フルタイムの画家/作家になりました。『クリストファー・ロビンのうた』『クマのプーさんとぼく』(共に河出書房新社刊)では、E・H・シェパードの絵の彩色をしました。働いていないときは、本を読んだり、庭仕事をしたり、近所の森を歩いたり、飼いネコにあたたかい寝床をさがしてやったりしています
尾〓愛子[オザキアイコ]
東京に生まれ、大好きな本にうもれて育ちました。ミルンの『クマのプーさん』『プー横丁にたった家』も、くりかえし読んできました。いまは子どもの本の翻訳をしています(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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