内容説明
第二次世界大戦中の“飛行機”にまつわる感動のエピソードを、画家・大西信之が絵画と文章で綴る短編集。「星の王子の伝説」、「ロシアの短い夏」、「シカゴで一番有名な男の話」、「英国の盾」、「マリア・マグダレーナの戦い」、「神風」、「月光」、「一枚の絵の物語」、「音速雷撃隊」の9つのエピソードを収録。
著者等紹介
大西信之[オオニシノブユキ]
1956年東京生まれ。画家。武蔵野美術大学卒。舞台美術、映画美術などを経て、ロサンゼルス・アートバンク、シアトル現代美術館COCA、ニューヨークART54、トロント・コングレスセンターなど全米各地で多数の展覧会を開く。近年は飛行機の絵と物語が大人気(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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香名月
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平易な文章で綴られている、WW2の航空機パイロットたちを中心とした短篇集。ちょっと作者の思想面がところどころ出ているが、そこまでは気にならない。この時代に詳しい人には周知の内容が殆どだと思うので、あくまで入門編と言った趣か。/あと原則として実在の人物を取り扱っている筈なのだけど、参考文献が一冊も載っていないこともあり、一部存在が不確かな人間(【フィリピンの聖女】野辺地義乃子とか)がいるのもマイナスポイント。2013/06/13
tsuyoshi1_48
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作家サン・テグジュペリや赤軍の女性エース「リリィ」リトヴァクなど、翼を巡る物語の数々と美しい挿画集。絵のそれぞれが美しく、そして味わい深く、軍用機好きなら手元に置いておきたい一冊です。2011/09/22