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内容説明
剣士コウカは幼い頃に助けた妖狐クズハと共に妖怪退治をしていたが、ある日、半ば強引に“火生ノ神”という存在と契約させられてしまう。それによりコウカは強大な力を得たが、神はそれを利用して、国を滅ぼそうとしていた。そして2人は神に抗うべく、旅に出る―。コウカの刀とクズハの式神が交差する陰陽バトルファンタジー、開幕。
著者等紹介
久遠くおん[クドオクオン]
「桜の下で会いましょう」で、第3回ノベルジャパン大賞の優秀賞を受賞。現役の大学生作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ころん
2
タイトル通りの内容で、王道に忠実で堅実な作り。ここまで王道な和風ファンタジーは久々に読んだので面白かったです。耳やら尻尾やら幼児化やら、狐っ娘好きにはたまらない要素もたっぷり。コウカとクズハの仲良しすぎる関係も素敵で、続きが読んでみたい2011/05/06
葛野桂馬@時津風@ハスター
1
魅力的な世界観とキャラクター。この二つがそれなりに出来ているにもかかわらず、「普通に面白い」の域を出ていない。カードをまだ隠し持っているという感じがするので、ご都合主義的な設定が後付けされそうで怖い。これから先の話で、世界観がどれだけ安定するか、キャラクターを生かせるかという点が非常に重要になってくると思う。2012/03/22
シズク
1
和風異世界ファンタジー。火の神と契約させられた剣士の少年と陰陽道を修めた妖狐の少女の旅の話。普段はコウカを弄って遊んでるクズハが深い所では絶対の信頼を抱いているそんな2人の関係が好き。出会った巫も素直でとても良い娘。だけど2人の間に割って入るのは難しそう2011/04/29
disktnk
0
剣士と妖狐のバトルアクション。2人がお互いを絶大に信頼している描写は胸が熱い。主人公と同じく神と契約している巫女との出会いから始まり、巫女→主人公のラブ光線は微笑ましいが、2人の前ではただのノイズ。 世界観は古代大和がベースとの事で、古事記をモチーフにしたと思われる神話が面白い。ただ、巫女装束がミニスカ風の挿絵になっているのが許せない。2011/05/05
ちゃか
0
再読。巫という特殊な能力を持つ少年と、それに同道する少女のお話、というとちょっと違うか。まぁ、さらっと読める感じで嫌いじゃないです。抜群に面白い、って作品でもないんですがね。 2013/05/30