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内容説明
魔法少女であることを誰にも信じて貰えない。悲劇の“コスプレイヤー”虹野ゆりか。しかし、そんな彼女に大転機が訪れる。突然の転校生が、なんと一〇六号室の魔力を狙うゆりかの宿敵・ダークネスレインボーの少女だったのだ。「これで自分が魔法少女だって証明できる!」と大喜びのゆりかだったが―。六畳間圧縮型ラブコメ、今回は泣かせます。
著者等紹介
健速[タケハヤ]
「あの日々をもういちど」(HJ文庫)で作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Yobata
26
孝太郎のクラスに藍華真希という少女が転校してくる。彼女はゆりかが待ち望んだ悪の魔法少女だった。ようやく自分が魔法少女だと証明できると息巻くゆりかだったが真希が危険な人物だと教えても誰も信じて貰えない。そこに真希が攻め込んできて…。ゆりか回。やっとこさダーク魔法少女が現れて報われるかと思われたが、あの歓迎会での仕打ちはないでしょ…。誰も話さえ聞かずあまつさえ罵倒されるのは任務を放棄して逃げ出しても致し方ないと思う。というかむしろここまで半年間信じてもらえずに頑張ってきたゆりかが凄いと思う。晴海も良き→2014/07/24
sskitto0504
18
ゆりか、いいキャラですね。なかなかバトルも熱かったです。 そしてデレがないと思っていたゆりかが見事に落ちてしまいました… これからゆりかがどう変わるのか楽しみです。 次はここまで腹黒感満載のキリハですね。例のカードの件でころっと落ちるかな?2014/07/04
クロウ
14
ゆりか回。真希ちゃんかわいい。やっと信じてもらえたと思ったら魔法で忘れさせられるとか、かなり不憫。まあいつものことではある。晴海が正ヒロインってことでいいのかな、清純派ヒロインのオーラが溢れ出てるね。対してルースさんが失速ぎみか。カブトムシのイメージが強くなりつつある……2014/09/30
nob
10
今まで不遇の扱いを受けてきたゆりかがようやく報われて大活躍するシリーズ5巻。とても面白かったです。この巻は少し切ない終わり方をしてしまいましたが、次巻以降のゆりかの更なる活躍に期待ですね。2018/03/06
カインズ
10
【無策は最上の策であった】時期にして半年、巻数にして4巻にも渡るゆりかの不憫な境遇が遂に報われる……かもしれない巻。敵の魔法少女が登場するのを喜ぶのはどうなんだ、正義の魔法少女。敵である真希が単にこじれにこじれてこじれまくっただけの、ゆりかの現状を見て大いに勘違いするところに爆笑した。そして、別の作品になったかのような魔法バトル。ただ、ラストを飾る一撃があの人だとは思わなかった。前巻で見せ場がなかったからか?ゆりかが主人公との恋愛レースに参戦っぽいけど、晴海といちゃいちゃしてくれた方が嬉しい気もする。2012/01/30