内容説明
1970年のウーマン・リブ誕生から40数年。フェミニズムの第一世代として、批判や攻撃をものともせず、最前線を走り続けた田中美津、米津知子、滝石典子、上野千鶴子、井上輝子、樋口恵子、加納実紀代、池田恵理子、高里鈴代、田中喜美子、中西豊子、桜井陽子の12人が、自らの人生とフェミニズムへの思いを語った貴重な同時代史。映画『何を怖れる』に収めきれなかったインタビューを全面的に活字化!
目次
1 「私」を生きる(田中美津―「とり乱し」の思想;米津知子―女性/障害者の排除に抗して;滝石典子―シングル・マザー、困難にめげず)
2 「女」って何?(上野千鶴子―女たちとの出会いから;井上輝子―女性学を育てて;樋口恵子―女の未来を切り開く)
3 「考えてほしい」(加納実紀代―「銃後の女性」の戦争責任を問う;池田恵理子―「慰安婦」問題が人生を変えた;高里鈴代―沖縄で基地と暴力を問う)
4 あなたへの伝言(田中喜美子―主婦という「呪縛」を超えて;中西豊子―女の情報を届けるために;桜井陽子―いま、ここから、のフェミニズム)
著者等紹介
松井久子[マツイヒサコ]
映画監督。1946年、岐阜県生まれ、東京深川で育つ。早稲田大学文学部演劇科卒業。雑誌ライターを経て、1979年俳優のプロダクション会社を設立。1985年エッセン・コミュニケーションズを設立し、プロデューサーとして数多くのテレビ番組を企画・制作した後、『ユキエ』(1998年公開)で映画監督デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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