内容説明
2008年に北九州で生まれた「大學堂」というムーブメントと、そのバックボーンである「九州フィールドワーク研究会(野研)」の秘密を語る。この本はフィールドワーク教育に関する一冊のマニュアル本のような様式を装っているが、たぶん期待されるようなノウハウはほとんど書かれていない。むしろ反対に、近代教育によって培われてきた強固なマニュアル依存、すなわち「学校の呪い」を、すこしずつ解いていくことを意図している。
目次
序章
第1章 フィールド研究から教育実践へ
第2章 九州フィールドワーク研究会(野研)
第3章 フィールドワーク教育の技法
第4章 大學堂・町中の市場に住む
第5章 フィールドワークによる学びが持つ力
著者等紹介
竹川大介[タケカワダイスケ]
人類学者。理学博士。ライフワークは「わかるとはなにか」。九州・沖縄・メラネシア島嶼域をフィールドとして文化人類学・生態人類学、海洋民族学に関する研究をおこなっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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