内容説明
書道家武田双雲が、何気ない身近なことばの意味を再検証。ことばを前向きにとらえればこころも前向きになる。双雲流幸せのメソッド。
目次
序章 言葉を読む、言葉を書く
第1章 勇気をくれる言葉
第2章 絆を教えてくれる言葉
第3章 くよくよしている時に支えてくれる言葉
第4章 人生を教えてくれる言葉
第5章 思わず楽しい気持ちになる言葉
第6章 仕事がうまくいかない時の言葉
著者等紹介
武田双雲[タケダソウウン]
1975年6月9日熊本市生まれ。幼い頃より母である書家、武田双葉(そうよう)に書を叩き込まれる。東京理科大学理工学部卒業後、3年間の社会人経験を経て、書道家の道を志すことを決意。2001年より、書道教室を湘南でスタート。斬新な個展と独自の創作活動で注目され、「世界一受けたい授業」(日本テレビ)ほか数多くのメディアに出演。NHK大河ドラマ「天地人」、映画「北の零年」などの題字も手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ムーミン
21
いくつも掲載されている「書」に惹かれました。「なんでも言葉の解釈で解決できる」これからを生きる子どもたちに贈りたい。2020/06/05
ムーミン
20
「一日一魂」を読んで、この本もついでに読みたくなりました。私自身も、言葉にじっくり向き合い、同時に自分とも向き合う時間を作るために、これからも「書」の時間を大切にしていきたいと思います。2023/04/26
merry
10
漢字を通じた物事の捉え方。すごく前向きでポジティブ。でも押し付けがましくない双雲さん。さあ筆を持とう。2014/06/13
喪中の雨巫女。
8
《私‐図書館》双雲さんの書く書は、好きです。2012/09/26
ひめぴょん
5
書家が字を書くときというのはこれほど言葉と向き合っているのだと思うと、筆で書かれた字一つひとつも味わい深いです。文字の解釈に心を馳せるだけでも字に込められた思いとともにある「何ものか」を感じられます。「幸」がんじがらめに縛りつけられた人間の姿を表している。「辛」に線を一つ足すと「幸」。「辛い」の少し先にこそ本当の幸せがある。「優」長女の名前に使った字です。人を憂うことのできる人。人の心に寄り添える人。「蒔」種を蒔いてから、実がなるまでは時間がかかる。時間をかけて丁寧に育てた実は、簡単には朽ちない。「変幻自2021/01/09