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出版社内容情報
なぜ、30年超1500人規模の組織でも
「全員総活躍」が実現できるのか?
「チームや組織の空気を変えたい」と願う
すべてのリーダーに贈る
主体性を引き出すチームづくりの実践書
年数を重ねた組織に蔓延する“やっちゃだめ”という同調圧力が、
メンバーのやる気を奪っていく――
「どうしてチームが動かないのか?」
「自発的に動く人材がなかなか育たない」
「変えたいけれど、社内の空気が重すぎる」
その悩みを解決する方法が、「ラポール・リーダーシップ」です。
ラポール・リーダーシップは、
著者がさまざまな規模のチーム・組織を経験したからこそ分かった、
同調圧力を利用して、メンバーの強みと主体性を引き出す方法です。
8つの心がまえを大事にしながら
メンバーとの信頼をつくる3つのプロセスを通して
“やっていい”の同調圧力を育てていきます。
<“やっていい”をつくる8つの心がまえ>
1. 「恐れの文化」から「赦しの文化」に
2. 「クローズ」をなくし 「オープン」に
3. 「本社」ではなく「現場」が主役
4. 「トップダウン」から「ボトムアップ」へ
5. 「PDCA」から「OODA」へ
6. 「管理」をやめ「自発」を促す
7. 「KPI」から「P/L(KGI)」に立ち戻る
8. 「評価」をやめ「評判」をとらえる
<メンバーの力を引き出す3つのプロセス>
1. “やっていい”に導くお守りワードをつくる
2. お守りワードで“やっていい”を実感する
3. “やっていい”を加速するイベントを行う
全員が主体的に動ける風土へと変えることで、
メンバー一人ひとりのやる気に火をつけ、
多くの価値観を引き出すことができる。
そんな組織・チームづくりのヒントが詰まった1冊です。
【目次】
はじめに
第1章 活力あるチームづくりを阻害する「8つの課題」
第2章 厄介な「同調圧力」を逆のよい方向に利用する
第3章 ラポール・リーダーシップで“やっていい”をチームに広げる
第4章 “やっていい”の同調圧力形成のために押さえておきたい「8つの心がまえ」
第5章 チームが変われば社会も変わる
おわりに
参考文献
WORK:ビジョンを感じ取る
WORK:MYパーパスをつくってみよう
【目次】
はじめに
2:6:2の法則――やる気のない2割のメンバーは、どうして生まれるのか?
人の可能性に気づかせてくれた、とある日のボランティア活動
組織が大きくなると、どうもうまくいかない
同調圧力を利用せよ!
第1章 活力あるチームづくりを阻害する「8つの課題」
「勝ち組企業」が抱える大きな課題
「活力あるチームづくり」ができていない現状
1 日本企業の従業員の大半はエンゲージしていない
2 後を絶たない企業の不祥事
硬直的な組織ができあがる「8つの課題」
1 階層構造化による業務の効率化
2 経営と現場の分断
3 情報の制限
4 手続きや承認プロセスの固定化
5 官僚主義の強化による組織全体のパフォーマンス低下
6 仕事と評価の主従逆転
7 KPIの過度な追求
8 恐れの文化の醸成
第2章 厄介な「同調圧力」を逆のよい方向に利用する
コロナ禍で一挙に注目を集めた「同調圧力」
ハラスメントやストレスの原因になる
不必要な残業が増える
従業員の主体性がなくなる
心理的安全性につながる
チームワークやモチベーションが向上する
「8つの課題」がチームに“やっちゃだめ”の同調圧力を蔓延させる
課題1:階層ができ、トップダウン方式の指示・伝達を行うことが増える
課題2:上位層や中央に位置する者が物事を決め、本社が主役となる
課題3:外部への漏えいを恐れ、情報開示されなくなる
課題4:報告・承認というフローが生まれ、その業務に多大な時間を要する
課題5:リーダーが管理し、メンバーは管理される文化が当たり前となる
課題6:評価の運用に労力がかかり、そのために仕事をしているような状態を招く
課題7:KPI文化が行きすぎ、真に大切なものを見失ってしまう
課題8:組織・集団内に恐れの文化が醸成される
“やっていい”の同調圧力を広げていく
“やっていい”をやってやりすぎることはない
“やっていい”文化がこれからさらに重要になっていく3つの理由
1 一人ひとりが(自分でも気づいていない)熱意や能力を持っている
2 生産年齢人口が減ることで、一人あたりの役割が増加する
3 エンゲージメントの高さに反して、仕事に冷めている現実がある
“やっていい”を阻む3つの壁
1 会社の方針が二転三転することで生まれる「組織への不信感」
2 従来型のマネジメントそのものが性悪説に根差している
3 組織は元来「仮面をつける場所」である
信頼が人とチームをつなぐ
典型的な「よくない」リーダー像
張り切り型:張り切りすぎて空回りしている
忙殺型:上からの指示に翻弄されてしまっている
ロジックごり押し型:理論優先で頭でっかち
内容説明
なぜ、30年超1500人の組織でも→全員総活躍が実現できるのか?言葉が信頼をつくり、信頼が個の才能を引き出す。言語化というシンプルな戦略が、組織を変える強力なカギとなる。「やっていい」を広げれば、チームは自然と動き出す。「チームや組織の空気を変えたい」と願うすべてのリーダーに贈るチームづくりの実践書。
目次
第1章 活力あるチームづくりを阻害する「8つの課題」(「勝ち組企業」が抱える大きな課題;「活力あるチームづくり」ができていない現状 ほか)
第2章 厄介な「同調圧力」を逆のよい方向に利用する(コロナ禍で一挙に注目を集めた「同調圧力」;「8つの課題」がチームに“やっちゃだめ”の同調圧力を蔓延させる ほか)
第3章 ラポール・リーダーシップで“やっていい”をチームに広げる(フェーズ1:自分を“やっていい”に導く~ラポールの基盤づくり~;フェーズ2:チームを“やっていい”に導く~ラポールの見える化~ ほか)
第4章 “やっていい”の同調圧力形成のために押さえておきたい「8つの心がまえ」(心がまえ1「恐れの文化」から「赦しの文化」に;心がまえ2「クローズ」をなくし「オープン」に ほか)
第5章 チームが変われば社会も変わる(バーチャル&ボーダーレスの世界で全員参加を目指そう;評価制度やKPI文化にメスを入れることでブレークスルーが期待できる ほか)
著者等紹介
林祥晃[ハヤシヨシテル]
SOMPOコミュニケーションズ株式会社代表取締役社長。1964年長崎県長崎市生まれの愛知県名古屋市育ち。立教大学卒業後、安田火災海上保険株式会社(現損害保険ジャパン株式会社)に入社。入社3年目に知的障害者のボランティアを経験するなかで、「2:6:2の法則」の打破(=人類総活躍の実現)を自らの生きざまにしていこうと決意。以後、モチベーションの高い組織づくりが得意分野となり、各種メディアに取り上げられた。グループ会社社長就任を機に「ラポール・リーダーシップ」を実践。その結果、創業30年以上の1500人規模の企業においても活力あふれる組織づくりを実現することができた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。