出版社内容情報
エンタープライズ系のデータ分析・活用システム(BI)の画面(ダッシュボード)の設計・構築ノウハウを通じて、「データの可視化、分析、課題抽出」の方法を解説します。
これまでデータを活用する現場のために、可視化のためのダッシュボードを作ってきたが、「使われなかった」という悩みをお持ちのビジネスパーソンや管理職の方々にお薦めします。
◎読者対象
・企業のデータ分析・活用部門
・BIツールなどのデータ分析システムの設計・開発層
・業務の効率化・高度化を目的としたダッシュボード構築を行うビジネスパーソン
・管理職・ビジネスユーザーへの提案を行うコンサルタント、アナリスト
◎本書の内容(一部)
・ダッシュボードの役割
・「問い」起点のアプローチとは
・「9フレーム」で要件を整理する
・ラフスケッチ(手書き設計)のススメ
・「3×3」の設計技法
第1章 課題認識 多くのダッシュボードが使われない理由
・なぜダッシュボードが使われないのか
・なぜ「設計」が必要なのか
第2章 全体構築 ダッシュボードができるまで
・ダッシュボード構築工程の全体像
・設計の全体像
第3章 設計技法 ―3×3の設計技法
・オーディエンスの整理―誰のために作るか
・ラフスケッチを描く―オーディエンスを意識する
・設計の質を上げる推敲―ポイントでレビューし、議論する
第4章 運用技法 ―継続的に価値を生むために
・リリースからはじまる変更依頼
・変更ごとに起こる品質低下を防ぐには
第5章 設計事例 ―急成長するSaaS企業のダッシュボード再構築
・SaaS企業にみる設計事例
第6章 組織・人材育成
・事例1 株式会社島津製作所
・事例2 ロジスティード株式会社
付録 ダッシュボードの推奨デザイン
・目標達成の進捗を確認するパターン集
・課題領域を特定するパターン集
内容説明
本書は、業務高度化・効率化を目的としたダッシュボード構築を想定している管理職や、ダッシュボードを活用したいビジネスパーソンを想定読者として、「どうすれば“使われ続ける”ダッシュボードをつくれるようになるのか?」を主題に、“実践的な”設計技法について解説します。
目次
序章 本書の特徴
第1章 課題認識―多くのダッシュボードが使われない理由
第2章 全体構築―ダッシュボードができるまで
第3章 設計技法―3×3の設計技法
第4章 運用技法―継続的に価値を生むために
第5章 設計事例―急成長するSaaS企業のダッシュボード再構築
第6章 組織・人材育成―組織内で効率よく育成するために
付録―ダッシュボードの推奨デザイン
著者等紹介
八木幹雄[ヤギミキオ]
1984年生まれ。2006年、SAPジャパン株式会社に入社。ERP導入支援を通じて基幹業務、IT、プロジェクトマネジメントの見識を深める。その後、PwCコンサルティングに所属し、BPRプロジェクトに従事。経営に資するデータ活用を追求する中でDomoに出会い、Domo社に参画。40社以上、累計7000時間を超えるコンサルティングを提供する中で、BIダッシュボード構築の極意を洗練。現在は株式会社コアビズボードを設立し、データ活用と業務高度化推進に関する研修およびコンサルティング業務を展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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