出版社内容情報
100のキャラクターの描き方を通して知る、ディズニー・アニメーションの歴史
2023年に100周年を迎えたディズニー。大きな目に大きな手足、手描きアニメーションを連想させる漫画っぽい絵。「ディズニーのスタイル」、ディズニー・キャラクターの描き方はひとつだけと思う人もいますが、じつは、キャラクターをスケッチしたりやアニメーションにしたりする際のディズニーのアプローチは、長い間に様々に変化しています。この本でご紹介する昔の貴重なアートワーク(その多くが著者個人の所蔵品)を見れば、さらに今日まで進化し続けていることがわかります。
ミッキーマウスやドナルドダックといったディズニーを代表するキャラクターなど、昔ながらの手描きもあれば、『トイ・ストーリー』のウッディ、『アナと雪の女王2』のエルサ、『ミラベルと魔法だらけの家』のミラベルなどCGのキャラクターも収録。10年ごと区切りながら、ディズニーを象徴する100種類のディズニー・キャラクターの描き方のポイントを知ることで、ディズニー・アニメーション100年の歴史に触れることができます。
描き方は順を追って説明し、基本の形から描き始め、最後まで描き上げることができるようになっています。ディズニーのアーティストたちが使うテクニックと同じ。手描きのスケッチをたくさん掲載し、それぞれのキャラクターを描くための簡単なポイントも添えています。ぜひ、大好きなキャラクターを選んで何度も練習してみましょう。それぞれのキャラクターのスケッチや描き方のポイントは、眺めるだけでも楽しくなります。
〈掲載キャラクター(一部)〉
ミッキーマウス、ミニーマウス、オズワルド、ピート、グーフィー、ドナルドダック、3匹の子ぶた、白雪姫、7人のこびと、ピノキオ、ダンボ、バンビ、シンデレラ、アリス、ティンカー・ベル、レディ、オーロラ姫、マレフィセント、クルエラ・ド・ビル、アーサー、モーグリ、マリー、ロビンフッド、くまのプーさん、トッドとコッパー、アリエル、ベル、アラジン&ジャスミン、ポカホンタス、スカー、ウッディ、ムーラン、スティッチ、ニモ、Mr.インクレディブル、ライトニング・マックィーン、ウォーリー、ティアナ、ラプンツェル、メリダ、エルサ、モアナ、ラーヤ、ミラベル、エンバー、ミゲル などなど
〈著者について〉
ジム・ファニング
ディズニーの歴史に詳しく、ウォルト・ディズニーと彼の偉業についてよく知る第一人者。著書は各国で出版されている。
アンドレアス・デジャ
ディズニー・レジェンドの一人。ディズニーで長く実りあるキャリアを積み、2006年、アニメーションへの多大な貢献が認められ、ウィンザー・マッケイ賞を受賞、2015年にはディズニー・レジェンドに選ばれる。
内容説明
1920年代から2020年代まで、ディズニーを代表する100キャラクターを掲載!
目次
1 1920年代:すべてのはじまり
2 1930年代:短編「シリー・シンフォニー」シリーズと長編映画
3 1940年代:第二次世界大戦による混乱
4 1950年代:夢はかなう
5 1960年代:ショーは続く
6 1970年代:ディズニーの大冒険
7 1980年代:新しい夜明け
8 1990年代:ルネサンスの継続と新しい仲間たち
9 2000年代:アニメーションの新ミレニアム
10 2010年代:魔法の広がり
11 2020年代:今日とその先の未来へ!
12 ディズニーの物語制作の未来