出版社内容情報
かわいいだけでは機能しない!
企業課題のソリューションに貢献する企業キャラクターの開発方法とは?
おびただしい情報にあふれているビジネスの最前線で、広告マーケティング手法として企業が独自に開発した「企業キャラクター」が注目されています。
従来は広告の賑やかしとして捉えられることも多くありましたが、一瞬で顧客の目を引き、親しみのあるコミュニケーションをとれる企業キャラクターは、デジタル・AI技術の進展とあいまって、顧客との関係性を短期的、さらに中長期的に築くことができるまたとないマーケティング手段です。
共通ポイントサービスPontaの企業キャラクター「Ponta(ポンタ)」やテレビ東京の「ナナナ」など、かわいいだけではなくしっかりとブランディングや売上、サービスの価値向上に寄与している企業キャラクターも多数存在しています。
本書では、企業キャラクターの
・デザイン発想
・ネーミング
・世界観のつくり方
・体験設計
・クオリティ管理の仕組み
・ファネルでの運用方法
・コミュニケーション戦略
を体系的に解説しています。
さらに企業の
・広報活動
・インナーモチベーション
・従業員のロイヤリティ向上
にも活用できる実例を紹介します。
次のような方にはぜひおすすめしたい内容です。
・広告宣伝業務、マーケテイングやクリエイティブ業務に携わる方
・新しいマーケティング手法を知りたい方
・自社のブランド力を高めたい方
・既存キャラクターをより有効活用したい方
・組織の結束力を高めたい方
・顧客と企業の円満な関係を築きたい方
SNS施策、AIやAR活用、ファンコミュニティ化など最新の知見も詰まった一冊です。
【目次概要】
第1章 企業キャラクターをソリューションへ
第2章 企業キャラクターを開発する
第3章 企業キャラクターを育成し運用する
第4章 デジタル時代の企業キャラクターコミュニケーション
内容説明
つくりっぱなしはやめましょう。キャラクター飽和時代、どうすれば生き残れるのか?ソリューションとなる、かわいさのあり方とは?企業キャラクターの機能から、デザイン、ネーミング、世界観、スタイルガイドの開発方法、体験設計、AI・SNS運用まで、体系的に書かれています。企業のコミュニケーション戦略に携わる広告宣伝・マーケティング担当者、クリエイターにとって必読の一冊です。自治体や各種協会・団体のPRキャラクターにも役立つ知見が詰まっています。
目次
第1章 企業キャラクターをソリューションへ(企業キャラクターとは何か?;企業キャラクターの目的 ほか)
第2章 企業キャラクターを開発する(企業キャラクターの開発プロセス;課題の設定 ほか)
第3章 企業キャラクターを育成し運用する(なぜ育成と適切な運用が必要なのか?;企業キャラクターの3大育成・運用ポイント ほか)
第4章 デジタル時代の企業キャラクターコミュニケーション(オールウェイズ・オンがコミュニケーションの主流へ;オールウェイズ・オンのコミュニケーション実例 Ponta(ポンタ)のXコミュニケーション ほか)
著者等紹介
山本達也[ヤマモトタツヤ]
2001年上智大学法学部卒業後、(株)電通入社。クリエイティブディレクター、コピーライターとして広告コミュニケーションのプランニング、国内外の数々の企業キャラクター開発、企業キャラクターのリブランディングやコンサルティングに携わる。企業の課題を起点とした戦略的な企業キャラクターの開発と活用を提唱し、大学等の教育機関、セミナーでの講演多数。代表的な開発キャラクターに共通ポイントサービスPonta「Ponta(ポンタ)」、テレビ東京「ナナナ」。東京コピーライターズクラブ(TCC)会員
糸乘健太郎[イトノリケンタロウ]
2001年金沢美術工芸大学を卒業後、(株)電通入社。キャラクターコミュニケーションを中心に活動。2021年にはテクノロジーをキャラクターに掛け合わせ顧客体験をアップグレードする「キャラクターCXソリューション」をリリース。新しいキャラクターの活用を模索し続ける。代表的な開発キャラクターに共通ポイントサービスPonta「Ponta(ポンタ)」、テレビ東京「ナナナ」、株式会社Dリーグ「DANCE‐K」(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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