出版社内容情報
化学的原理を知って作る、おいしいチョコレートのお菓子
お菓子作りには「化学」が隠れています。こんがりとした焼き色がついたり、ふっくらとふくらんだりするのは、すべて化学的な原理が働いているから。それぞれのお菓子に隠れている原理を理解するとおいしさの理由がわかり、お菓子作りがもっと楽しくなります。
この本のテーマは、チョコレート。一度食べるとやみつきになる、あのなめらかな口溶けや濃厚なおいしさは、なぜ生まれるのでしょうか。この本では、チョコレートとお菓子作りの化学的な原理を知って、ポイントを押さえながら「実験」するように作っていきます。元理科・実験教室の先生ならではのわかりやすい解説で、化学的なポイントとお菓子作りのコツもしっかり紹介していきます。
掲載するレシピは、チョコレートそのものを味わうお菓子から焼き菓子、配りやすいミニスイーツ、ホールケーキなどもり沢山。お菓子作りの基本や、材料の主役となるチョコレートについても、わかりやすく紹介しています。コラムでは、ローチョコレートを作る実験や、市販のお菓子を使って手軽にできるレシピやラッピングアイデアを掲載。ポイントは写真を添えて解説しています。
〈この本で作るお菓子〉
PART1 チョコレートの化学―テンパリングとチョコレートを味わうお菓子
ボンボンショコラ/マンディアン/キャラメルアマンドショコラ/フロランタンショコラ/オランジェット
PART2 チョコレートの小さなお菓子
スノーボールクッキー/チョコレートクッキー/ブラウニー/サクサクショコラ/スィローク/カステラトリュフ
PART3 チョコレートのケーキと焼き菓子
チョコレートの油脂だけで作るマドレーヌ/切り株ロールケーキ/ガトーショコラ/チョコレートケーキ
PART4 でき立てを味わうチョコレートのデザート
スフレ/ホットチョコレートドリンク/濃厚チョコレートムース/プリン/チョコレートタルト/パフェ
バレンタインの贈り物はもちろん、クリスマスや誕生日など特別な日のお菓子に、日常のおやつにと、幅広く楽しめるレシピばかりです。ぜひ作ってみてください。
〈著者紹介〉
sachi_homemade
製菓衛生師/菓子研究家。熊本大学理学部物質化学科を首席で卒業。民間の教育機関で働き、子ども向けに理科・実験教室の講師を務める。一児の母となった後、お菓子作りが化学と似ていることに気づき、お菓子作りにのめり込む。ウェブサイトなどでコラム執筆やレシピ提供を行う。2022年製菓専門学校卒業。著書に『おうちで作れる実験スイーツレシピ』(翔泳社)がある。
内容説明
一度食べるとやみつきになる、チョコレートのなめらかな口溶けや濃厚なおいしさは、なぜ生まれるのでしょうか。チョコレートとお菓子作りの化学的な原理ポイントを押さえながら、ボンボン・ショコラから焼き菓子、ケーキまでさまざまなチョコレートのお菓子を作ります。
目次
0 お菓子作りの基本(道具;材料 ほか)
1 テンパリングとチョコレートを味わうお菓子(チョコレートとは;チョコレートの歴史 ほか)
2 チョコレートの小さなお菓子(スノーボールクッキー;チョコレートクッキー ほか)
3 チョコレートのケーキと焼き菓子(2種のチョコレートマドレーヌ;切り株ロールケーキ ほか)
4 でき立てを味わうチョコレートのデザート(チョコレートスフレ;紅茶とチョコレートのホットドリンク ほか)
著者等紹介
sachi_homemade[SACHIHOMEMADE]
熊本大学理学部物質化学科を首席で卒業。民間の教育機関で働き、子ども向けに理科・実験教室の講師を務める。一児の母となった後、製菓専門学校通信科を卒業し、国家資格である製菓衛生士免許を取得。菓子研究家としてウェブサイトなどでコラム執筆やレシピ提供を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。