アジア発酵紀行―FERMENTATION TOURISM ASIA

個数:
電子版価格
¥1,700
  • 電子版あり
  • ポイントキャンペーン

アジア発酵紀行―FERMENTATION TOURISM ASIA

  • 小倉 ヒラク【著】
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • 文藝春秋(2023/11発売)
  • ゴールデンウィーク ポイント2倍キャンペーン対象商品(5/6まで)
  • ポイント 32pt
  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2025年05月04日 05時51分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 288p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784163917771
  • NDC分類 383.8
  • Cコード C0095

出版社内容情報

アジアの巨大な地下水脈をたどる冒険行。「発酵界のインディ・ジョーンズ」を見ているようだ!
――高野秀行(ノンフィクション作家)                       
自由になれ――各地の微生物が、奔放な旅を通じて語りかけてくる。
――平松洋子(作家・エッセイスト)

発酵はアナーキーだ! チベット~雲南の「茶馬古道」からインド最果ての内戦地帯へ――

・驚異の“高地サバイバル”発酵食〈チベットのバター茶〉 
・謎の漢方麹?プリミティブ蒸留でつくる〈リス族の白酒〉
・ヴィンテージほど価値が高い、微生物発酵のプーアル茶
・納豆コケカレーにどぶろくを合わせるネパールの発酵×スパイス文化
・インド最果ての地で、アジア最古の糀文化を守り続けてきた一族……etc.

前人未到の旅がいま幕をあける! 壮大なスケールでアジアの発酵文化の源流が浮き彫りになる渾身作。

内容説明

チベット~雲南の「茶馬古道」からインド最果ての内戦地帯へ―前人未到の旅が幕をあける!

目次

第1部 茶馬古道の旅へ―チベットから雲南(茶馬古道の味噌汁茶;リス族とフリーダムアジア麹;アジアのローカル豪族を訪ねて;国境の発酵カルチャー;マーパンと茶の国際シンジケート)
第2部 幻の糀村へ―ネパールからインド(ヒマラヤが運ぶ発酵文化;混沌のヒマラヤ発酵カルチャー;インドの菩提〓お粥;インド最果てのアナーキー糀一族)

著者等紹介

小倉ヒラク[オグラヒラク]
1983年、東京都生まれ。発酵デザイナー。早稲田大学第一文学部で文化人類学を学び、在学中にフランスへ留学。東京農業大学で研究生として発酵学を学んだ後、山梨県甲州市に発酵ラボをつくる。「見えない発酵菌の働きを、デザインを通して見えるようにする」ことを目指し、全国の醸造家や研究者たちと発酵・微生物をテーマにしたプロジェクトを展開。絵本&アニメ『てまえみそのうた』でグッドデザイン賞2014受賞。2020年、発酵食品の専門店「発酵デパートメント」を東京・下北沢にオープン(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

パトラッシュ

121
直線距離では近いが心情的には最も遠いアジアの辺境地帯に、日本独自の発酵の素とされる糀の姉妹が存在するのでは。中国雲南省からネパール、インドの知られざる奥地まで辿る著者の好奇心に満ちた旅は、無数の少数民族が守り伝えてきた未知の発酵酒食を紹介していく。リス族はクモノスカビから甘酒を醸すと知り、味醂の源流とも言うべき酒を発見し、原始的な納豆はカエルの唐揚げにつけて食べる。第二次大戦の激戦地だったインパールは発酵の聖地であり、馴鮨に近い魚の発酵食が全ての味の基本だった。人の築き上げてきた食は、まだ謎に満ちている。2023/12/28

ようはん

19
麹や発酵文化を求めて中国の雲南地方やインド最東部のインパールを旅する。雲南地方といっても多彩な民族がありチベット文化の色濃い最北部とミャンマーなどの東南アジア文化が強い最南部とでかなり違うが、お茶という要素で古くから繋がっていたのは面白い。都会と地方の格差、カースト制や民族紛争等の負の側面は垣間見えるがその地に生きる人々のエネルギッシュさが感じられる。2024/11/26

宇宙猫

17
★★★ 3章くらいまでは景色の描写や発酵の細かい説明が多く、発酵と言ってもお酒ばかりだしで退屈で挫折しそうだった。その後は、お茶、染色、食品などの話になり、人とのエピソードも増えて面白くなった。少数民族の文化など魅力的な素材なのに、文章力で損をしている感じ。学者さんだからな。2024/03/15

imagine

10
昨今の発酵ブームを巻き起こした著者の新作。アジア編ということで高野秀行の納豆本を思い出したが、匹敵する力作(高野氏の名前も巻末にクレジットされている)。壮大な旅程を踏破してゆくメンタルとフィジカルを併せ持ち、現地の食文化だけでなく、政治や宗教まで丹念に情報収集している著者のタフネスさに驚く。文体は軽妙で伝わりやすいが、その奥に、発酵に関することは自分が成し遂げる、という強い意志が滲んでいる。滞在先の発酵食品で、土地の人と繋がる感覚は読んでいてハッピーな気分にさせられる。世界紀行編も気長に待ちたい。2023/12/25

Eddie

6
実は発酵食品は苦手なのですが、それでもこの東南アジアから南アジアの食文化への興味は尽きることがありません。 カラー画像もっと欲しかったですね。2024/02/26

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21659913
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品