出版社内容情報
病気がなかなか良くならないのには、
「5つの理由」があります!
双極性障害の国内研究の第一人者である
加藤忠史先生(順天堂大学医学部精神医学講座主任教授)が、
「5つの理由」を新情報から詳しく解説しています。
【病気がなかなか良くならない5つの理由】
(1)脳の病気やホルモンの問題がある場合
(2)診断と治療がマッチしていない場合
(3)薬に問題がある場合
(4)病気を受け入れられていない場合
(5)併発している病気がある場合
【63コの医師に聞きづらい疑問にズバリ答える! Q&A】
●双極Ⅱ型と診断されましたが、間違いない?
●誤診ではないかと心配。主治医に上手く伝えるには?
●セカンドオピニオンを受けたいけれど、
主治医が気を悪くしないか心配
●双極性障害になりやすい性格があると聞いたけれど
●本人は受診拒否。内科の検査と偽って受診させても良い?
●本人抜きで医師と話がしたいのですが…
●リチウムを使ってほしいと主治医に上手く伝えるには?
●そもそも双極性障害が発症しないように予防できますか?
●「躁状態が病気」だと、本人に気づいてもらうには?
●病気原因の1つにカルシウムの問題が出てくるが、
カルシウムの多い食事をすれば良いの?
●リチウムの副作用による手の震えは、なんとかなりませんか?
●良いお医者さんと知り合う方法は?
●うつ病が治る食事ってありますか?
●薬を飲んでいることを周囲に知られたくありません
●病気のつらさを誰にもわかってもらえず、孤独です
●双極性障害に適した仕事はありますか? etc.
【そのほかの特長】
◆4コマ漫画で事例紹介
◆お薬も詳しく紹介~種類・副作用・服用のコツetc.
◆お薬以外の治療法「ソーシャル・リズム・メトリック」の書き方なども解説
◆家族が心がけるポイント~患者さんを支えるコツを伝授!
内容説明
双極性障害について「さらに詳しく知りたい」という患者さんや家族のために、症状、治療、薬、セルフケア、発症原因、最新研究などを、やさしく・詳細に解説しています。
目次
1 「躁」と「うつ」の両極端の状態をくり返す病気です
2 本人は「うつ」がつらく、家族は「躁」がつらいのです
3 最初から双極性障害と診断されないことが多いものです
4 原因やきっかけはあるのでしょうか?
5 薬と心理・社会的治療が治療の両輪です
6 病気と上手に付き合うために、患者さん自身が心がけたいこと
7 家族の方へ周囲が心がけたいこと
8 知っておきたい相談窓口・支援サービス
著者等紹介
加藤忠史[カトウタダフミ]
順天堂大学医学部精神医学講座主任教授。医学博士、精神保健指定医、日本精神神経学会精神科専門医。1963年、東京生まれ。東京大学医学部卒。滋賀医科大学精神医学講座助手、東京大学医学部附属病院講師を経て現職。国内外において双極性障害の研究を牽引している。非常勤等に、日本医療研究開発機構脳科学研究戦略推進プログラム・プログラムスーパーバイザー他(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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香菜子(かなこ・Kanako)
ishida
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