北斎のデザイン―冨嶽三十六景から北斎漫画までデザイン視点で読み解く北斎の至宝

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北斎のデザイン―冨嶽三十六景から北斎漫画までデザイン視点で読み解く北斎の至宝

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  • サイズ A5判/ページ数 223p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784798167626
  • NDC分類 721.8
  • Cコード C0076

出版社内容情報

デザインは北斎に学べ。


現代において北斎の人気は衰えるどころか、

ますます大きくなるばかりです。


なぜ、ここまで北斎が人気なのか。そして

なぜ、時代を経ても変わらない魅力が北斎作品にあるのか。

本書では、その魅力の一つとして、

北斎作品にあるデザイン性の高さに注目しました。


日本美術史における葛飾北斎は幾度となく語られてきましたし、

その研究も膨大なものがありますが、

本書ではあえて、日本美術史における北斎ではなく、

現代のビジュアル・デザインの観点から北斎作品をみていきます。


一読して、モダン・デザインや近現代絵画との共通点までみてとれ、

きっと新しい北斎を発見することができるはずです。



第1章 構図

第2章 色彩

第3章 意匠

第4章 カメラ・アイ

第5章 季節と人間

第6章 幾何学的形態

第7章 線の魅力

内容説明

デザインは北斎に学べ。現代において北斎の人気は衰えるどころか、ますます大きくなるばかりです。なぜ、ここまで北斎が人気なのか。そしてなぜ、時代を経ても変わらない魅力が北斎作品にあるのか。本書では、その魅力の一つとして、北斎作品にあるデザイン性の高さに注目しました。日本美術史における葛飾北斎は幾度となく語られてきましたし、その研究も膨大なものがありますが、本書ではあえて、現代のビジュアル・デザインの観点から北斎作品をみていきます。一読して、モダン・デザインや近現代絵画との共通点までみてとれ、きっと新しい北斎を発見することができるはずです。

目次

第1章 構図(北斎が書き残した有名な構図法「三つ割の法」;方向、動き、力を強調する「対角線」 ほか)
第2章 色彩(新しい素材から誕生した「北斎ブルー」;現代の色彩理論が証明する「色彩調和」 ほか)
第3章 意匠(世界が注目する幾何学的な日本のデザイン「家紋」;着物、器物、建具の連続装飾文様「新形小紋帳」 ほか)
第4章 カメラ・アイ(演出をリアルにする一瞬の「シャッター・チャンス」;遠くを引き寄せ不要なものを切る「望遠レンズの視点」 ほか)

著者等紹介

戸田吉彦[トダヨシヒコ]
1952年生。多摩美術大学卒。第1回国際北斎学会In Tokyo事務局長(2019)。クリエイティブ・ディレクター。日本デザインセンターとヒジカタ・クリエイティブ・ユニットでデザイン実務経験後1989年デザイン講師と旧銀行グループのデザインファーム企画制作部長を兼任。2002年同社役員退任後東京デザイン専門学校3年制科長、社会活動推進室長、学校長補佐兼務。2017年以降複数の公益団体でデザイン・コンサルティングや産学連携コーディネーションを遂行。Eternal Glance Co.,Ltd.代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヒデミン@もも

49
専門家か北斎の浮世絵デザインを分析。素人向けではないのだろうけど、わかりやすく楽しい。ITなど何なかった江戸時代にこれだけ計算され尽くして描かれた作品の数々。景色も素晴らしい。けど、やはり北斎の浮世絵の魅力は、人間が庶民の日常が生き生きと描かれているところ。2021/04/18

ホークス

41
2021年刊。デザイン目線で北斎作品の新たな楽しみ方を教えてくれる。その一枚がどんな構想・趣向で描かれたか、がまず興味深い。構図は「縦横の三ツ割の法」や形の対比、繰り返しを駆使し、しっかりと視線を誘導する。西洋の遠近法や陰影法は、効果を考え強弱をつけて用いる。広角レンズで全てを克明に描いたり、距離に合わせてボカす事もある。誇張、象徴化、トリッキーな動きで変化をつける。今回は『富嶽三十六景 甲州石班沢』の漁師が投げる投網を使った三角の構図、青一色の渋さに参った。解説書として手元に置いておくと楽しそう。2024/02/11

37
「北斎美術館」に誘ってくれる本。多数の作品のどれをとっても緻密なロジックが備わっていることがわかる。これだけの人がこの時代の日本にいたことが不思議。未来からタイムスリップしたのか?三ツ割の法、ちょっと意識してみようかな。あけましておめでとうございます。2024/01/02

yyrn

30
ヨーロッパの街角で北斎の描いた「神奈川沖浪裏」を見せると、ほとんどの人が知っていると答えるほど、北斎の絵が世界的に高く評価されるのはなぜか?をデザイン(構図や色彩、意匠やカメラ・アイ、花鳥風月や幾何学模様、線画など)の様々な観点から掘り下げ教えてくれる本で、とても詳しくて面白かった。▼北斎関連本はたくさん読んできたが、その多くは北斎の詳細な観察眼とその画力を称賛しながら、江戸庶民の暮らしぶりを解説してくれるモノが多く、歴史好きの私にはそれはそれで面白かったが、一枚ごとに北斎の意図を考察する本書の解説は⇒2024/01/14

ふう

26
繍のデザイン探しに。構図の見事さに圧倒される。2022/11/14

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