出版社内容情報
今さら聞けないお金に関するあれこれができるようになる!
大人になってから発達障害の症状に悩む人が増加しています。
ここ10年で「発達障害」の知名度が飛躍的に上がったことで、
「もしかして自分も…」と成人になってから気づく人が増えたのが
最大の要因と思われます。
計画的に物事を行うことが苦手な人が多いことから、
発達障害を持つ人はお金との付き合い方が苦手な人が多いです。
給与をもらったその日にすべて使ってしまう人、逆に必要なときにもまったく使わず貯め込んでしまう人など、
極端な付き合い方の人が目立ちます。
近年はクレジットカードや電子マネーなど目に見えない形でお金を使うことができるため、
お金を使っているという実感を得られず、使いすぎてしまう人も多いです。
本書では、そうしたお金との付き合い方に悩んでいる発達障害の人向けに、
「お金の使い方」「増やし方」「稼ぎ方」「備え方」などを解説します。
本書で紹介する解決法は、デジタルを使ったやり方や、
100円ショップのアイテムで実践できる内容など、
ちょっとした工夫で実践できるアイデアばかりです。
【本書の特長】
・発達障害の特徴に苦しむ社会人のためのお金と付き合うためのアイデアを紹介する本
・発達障害の特徴をカバーするアイデアが満載で、お金との付き合いづらさが解消できる
・発達障害あるあるの悩み→その原因→具体的な解決アイデアの手順で解説
・PCスキルやちょっとした工夫など、解決方法に多くのページを割いている
【本書の構成】
第1章 発達障害と金銭の関係
第2章 稼ぐときの「困った」を解決したい
第3章 使うときの「困った」を解決したい
第4章 貯めるときの「困った」を解決したい
第5章 備えるときの「困った」を解決したい
第6章 増やすときの「困った」を解決したい
内容説明
経費精算ができない、貯めることができない、投資ができない―今さら聞けないお金に関するあれこれができるようになる。発達障害の当事者である著者が生み出したアイデアが満載!
目次
第1章 発達障害と金銭の関係―お金の特徴と役割を知る
第2章 嫁ぐときの「困った」を解決したい―労働とお金の関係を考える
第3章 使うときの「困った」を解決したい―お金の現実的な配分を決定する
第4章 貯めるときの「困った」を解決したい―未来に向けてお金を貯める
第5章 備えるときの「困った」を解決したい―ピンチを乗り切る術を学ぶ
第6章 増やすときの「困った」を解決したい―資本主義のメリットを活用する
著者等紹介
村上由美[ムラカミユミ]
上智大学文学部心理学科、国立身体障害者リハビリテーションセンター(現・国立障害者リハビリテーションセンター)学院聴能言語専門職員養成課程卒業。重症心身障害児施設や自治体などで発達障害児、肢体不自由児の言語聴覚療法や発達相談業務に従事。現在は、自治体の発育・発達相談業務のほか、音訳研修や発達障害関係の原稿執筆、講演などを行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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のん
多分マグマグ
えがお
地底人の孫
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