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出版社内容情報
現代プログラミングの必須知識を長く使えるものに
【本書の内容】
プログラミング言語を体得する上で、抽象概念の理解は欠かせない。とはいえ、抽象概念の塊を解きほぐす作業は、構文を理解し自在に(あるいは課題を解くために)データを加工できるようになるまでの経験値のあげ方に、勝るとも劣らないくらい味気ない作業といえる。
とくに、写経を前提とした「構文理解講座」の場合、抽象概念に関しては構文を理解した後に、なんとなく「こういうことかなー」という体得の流れになる。本来ならば共通する抽象概念を把握し、その実現に向けて既存の構文を応用する、という流れがあって然るべきであるにもかかわらず。
そこで本書では、オブジェクト指向を中心課題に、抽象概念の頻出キーワードを実際のコードに落とし込み、概念の具現化を目的に編まれた。
「これでもか」というほど多数のサンプルを掲載し、問題と頭の体操的なクイズも各項目ごとに載せて、手を動かし考えることで徹底理解を目指す。
【本書のポイント】
・積み上げ学習式ではなく技術用語駆動
・用語が意味するところと実際のコードがダイレクトに繋がる
・気になる箇所だけ重点的に学習できる
・オブジェクト指向のコンセプトと実際が体感できる
【読者が得られること】
・小さいサンプルを手を動かしながら考える癖がつく
・「わかったつもり」が「なるほど、わかった」になる
・オブジェクト指向が身につく
・C#プログラミングが上達する
【対象読者】
・C#プログラマ
・情報工学系の学生
・お仕事でC#に触れている方
・“オブジェクト指向”がイマイチな方
内容説明
ファンダメンタル、コアコンセプト、パターンC#でオブジェクト指向プログラミングを体得する。
目次
第1部 オブジェクト指向プログラミングに踏み入る(オブジェクト指向プログラミングの考え方;基礎となる構成要素:クラスとオブジェクト;継承とは何か;ポリモーフィズムに馴染む;インターフェイス:OOPの芸術的側面;プロパティとインデクサによるカプセル化;クラス変数を理解する;さまざまな比較をしながらC#を解析する;C#におけるOOPの原則のまとめ)
第2部 高度な考え方を身近なものにする(デリゲートとイベント;無名関数で柔軟性を実現する;ジェネリック;例外処理;メモリの解放)
第3部 現実世界でのヒーローになる(デザインパターン入門;これから歩む道)
著者等紹介
サルカー,バスカラン[サルカー,バスカラン] [Sarcar,Vaskaran]
ソフトウェアエンジニアリングのME、MCAであり、Hewlett‐PackardのインドにあるR&Dセンターのシニアソフトウェアエンジニア兼チームリーダー。教育とIT業界で12年以上の経験を持つ。Jadavpur大学、Vidyasagar大学、Presidency大学(以前のPresidency College)など、インドで一流の教育機関の卒業生。2005年に教職に就き、後にソフトウェア業界入り(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。