出版社内容情報
要介護者の容態が急変した時、介護職がとっさの判断・対応ができるよう、最低限知っておきたいことや、やってはいけないことを解説利用者が急変! どう対応する?
高齢の要介護者は、意識障害などの状態に陥ることが
あります。あるいは、そこまで緊急性が高くなくても、
ちょっとした転倒やケガ、発熱、ウイルス感染などは
日常茶飯事。ですが介護職がそうした場に出くわした時、
すぐに医療職と連絡が取れる状況とは限りません。
本書では、介護職がとっさの判断・対応ができるよう、
最低限知っておきたいこと・やってはいけないこと等を、
ポイントを絞ってわかりやすく解説します。
■こんなことがわかる■
・Part1:バイタルサインの見方、
救急車を呼ぶ・呼ばない判断など、
「基本」がわかる!
・Part2:緊急度が高い状況(意識障害など)で
やるべきこと・ダメなことがわかる!
・Part3:緊急度が中?低の状況(やけど、微熱など)で
どう対応したらよいかがわかる!
PART 1 急変時対応の基本技術
急変とは?基本的な救命処置とは?
反応の確認と意識レベルのチェック
気道の確保と胸骨圧迫の行い方
適切なAEDの使い方
回復体位とショック体位
救急車を呼ぶ・呼ばないの判断
迅速に救急車を呼ぶ
バイタルサインからわかること
夜間の急変への対応
人生最期の治療を決めるACPと「事前要望書」
地域包括ケアシステムの実現
急変時対応マニュアルの作成
[ダウンロード対応]急変時対応マニュアル(日勤用)
[ダウンロード対応]急変時対応マニュアル(当直用)
[ダウンロード対応]急変時対応マニュアル(休日用)
[ダウンロード対応]救急隊連絡シート
PART 2 症状別・即救急車を呼ぶべき症状
意識障害
しびれ
激しい頭痛
めまい
[COLUMN]老年症候群とは?
ろれつが回らない
けいれん
激しい胸の痛み
[COLUMN]高齢者の体と症状の特徴
不整脈
チアノーゼ
ショック状態
息苦しくなる
激しい腹痛
急な嘔吐
急な下痢
[COLUMN]感染源となる吐物や排泄物の処理
喀血・吐血
突然の下血
誤嚥による呼吸困難
転倒・転落による頭部打撲、骨折
やけど
溺水
熱中症
[COLUMN]「老衰」で亡くなる人が増えている
PART 3 まず現場で対応・急変時対応
食欲がない
便が出ない
尿が出にくい
咳が出ている
微熱が続いている
蜂窩織炎かも
かゆみがある
腰痛・関節痛
物忘れ
出血
虐待かも……
[ダウンロード対応]急変時報告シート
PART 4 参考資料
知っておきたい医療用語
知っておきたい薬一覧
介護と医療研究会[カイゴトイリョウケンキュウカイ]
著・文・その他
河村 雅明[カワムラ マサアキ]
監修
内容説明
高齢の利用者は、喉にものを詰まらせたり意識障害になったり、急な対応が迫られる状態に陥ることがあります。あるいは、そこまで緊急性が高くなくても、ちょっとした転倒やケガ、発熱などは日常茶飯事。ですが介護職がそうした場に出くわした時、すぐに医療職と連絡が取れる状況とは限りません。本書は、利用者の様子が急に変わったときに、介護職がとっさの判断・対応ができるよう、最低限知っておきたいこと・やってはいけないこと等を、ポイントを絞ってわかりやすく解説します。
目次
1 急変時対応の基本技術(急変とは?基本的な救命処置とは?;反応の確認と意識レベルのチェック ほか)
2 症状別・即救急車を呼ぶべき症状(意識障害;しびれ ほか)
3 まず現場で対応・急変時対応(食欲がない;便が出ない ほか)
4 参考資料(知っておきたい医療用語;知っておきたい薬一覧)
著者等紹介
河村雅明[カワムラマサアキ]
日本大学医学部卒。医療法人社団弘成会河村内科院長。2012年から2016年まで一般社団法人東京都北区医師会の代表理事・副会長、東京都北区高齢者あんしんセンターサポート医、東京都北区障害者介護給付費等審査会長ほか務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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