エンジニアが学ぶ物流システムの「知識」と「技術」

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エンジニアが学ぶ物流システムの「知識」と「技術」

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  • サイズ A5判/ページ数 263p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784798155449
  • NDC分類 675.4
  • Cコード C2034

出版社内容情報

人手不足などで近く変動が起きている物流システムについて、その最新動向や業務の機能、システム導入のやり方がわかる1冊物流に大きな変革の波が押し寄せている!



アマゾンや楽天といったネットに閉じこもらず物流を武器にビジネスを拡大している企業が成長しており、物流が競争の源泉になっています。

しかし、国内は人手不足により、手厚い物流が困難になるなど、物流のあり方が模索されています。

人手不足を解消すべく、ネットによる受注、貨物追跡、ドローン輸送、自動運転、IOT、

物流のアイドルリソース活用(物流のウーバー版)といった多くのイノベーションが物流領域に起きています。



本書では最新システム動向と物流システムの種類、IOT、物流の処理業務(伝票スキャンや指示書等、間接業務)のロボット化にまで言及し、

物流の現在と直面するビジネスの変化を解説するとともに、

物流システムを手掛けるエンジニアがどのように対応していけば良いのかなど、物流全般について解説します。



【本書のポイント】

●物流に必要なシステムと最新動向がわかる

●物流の現在と直面するビジネスの変化や、その対応方法がわかる

●物流業務の機能がわかる

●物流のシステム導入のやり方がわかる



第1章 物流に大きな変革の波が押し寄せている

1.1 物流を制するものはビジネスを制す

1.2 物流のサービスレベル競争が売上を増大させる

1.3 人手不足を解決する効率化のさらなる前進

1.4 グローバル化する物流

1.5 進む販売物流の改革とこれから始まる調達物流改革

1.6 物流の新たな潮流

1.7 従来の物流QCD管理だけでなく新たな管理指標も必要

1.8 物流を制するための物流システム導入が重要



第2章 物流とは何か?

2.1 モノの流れから見た物流

2.2 モノの流れから見た物流? 調達物流

2.3 モノの流れから見た物流? 工場内物流

2.4 モノの流れから見た物流? 販売物流

2.5 モノの流れから見た物流? 倉庫内物流と包装・流通加工

2.6 モノの流れから見た物流? 倉庫特性と輸送モードの相違

2.7 モノの流れから見た物流? 返品物流と回収物流という静脈物流



第3章 物流業務を機能で読み解く

3.1 業務の流れから見た物流

3.2 物流を構成する実行業務機能? 倉庫管理の概要

3.3 物流を構成する実行業務機能? 輸配送管理の概要

3.4 物流を構成する実行業務機能? 在庫の現品管理の概要

3.5 物流を構成する実行業務機能? 引当・出庫・出荷指示の概要

3.6 物流を構成する計画業務機能? 発注計算・補充計算の概要

3.7 物流を構成する計画業務機能? 輸配送計画の概要

3.8 物流を構成する機能? 物流トラッキングの概要

3.9 物流を構成する機能? 物流パフォーマンス管理の概要

3.10 物流を構成するチェック業務機能 トレーサビリティの概要

3.11 物流を中心としたシステム関連図



第4章 倉庫管理業務と倉庫管理システム

4.1 倉庫管理業務の概要

4.2 入庫予定を取得し、入荷、検品、入庫、入庫予定消込を行う

4.3 保管機能? ロケーション管理と在庫ステータス管理

4.4 保管機能? 入庫日管理、有効期限管理などの詳細ステータス管理

4.5 出庫機能? 受注・出荷指示を取得し、引当機能と連係し、出庫指示を行う

4.6 出庫機能? ピッキング指示、梱包指示、仕分け、伝票印刷

4.7 特殊な業務? 返品に関わる業務

4.8 特殊な業務? 棚卸



第5章 輸配送と輸配送管理システム

5.1 輸配送業務は輸配送計画と可視化、コントロール

5.2 配車計画が輸配送管理の中心業務

5.3 運行管理は輸送の効率を改善する

5.4 共同輸配送を行うためのシステムと求貨・求車システム

5.5 国際物流におけるフォワダーの役割とインコタームズ

5.6 貿易での危険負担と費用負担の合意事項がインコタームズ



第6章 発注管理とERP

6.1 発注計算で必要な需要計画と需要連動

6.2 発注計算の方法? 所要量計算と基準在庫計算

6.3 発注計算の方法? 発注点方式、Min-Max法、ダブルビン法

6.4 発注計算を担う組織とシステムの所在

6.5 SCM、ERP、MESとWMSの連動



第7章 トレーサビリティとトラッキング

7.1 トレーサビリティは必須の仕組み

7.2 物流トラッキングとは?



第8章 サプライチェーン・マネジメント

8.1 サプライチェーン・マネジメントとは何か?

8.2 企業競争力とコスト構造を決めるサプライチェーン・モデル

8.3 サプライチェーン・マネジメントの神髄は計画マネジメント

8.4 サプライチェーン・マネジメントシステム導入の留意点



第9章 WMSの機能と導入時の留意点

9.1 WMSの機能? 全体像と入荷・入庫機能

9.2 WMSの機能? 出庫・出荷

9.3 WMSの機能? 荷役作業と流通加工

9.4 WMSの機能? 保管

9.5 WMS導入時の留意点



第10章 TMSの機能と導入時の留意点

10.1 TMSの機能の全体像

10.2 TMSの機能? 配車計画と積付け、車組み

10.3 TMSの機能? 運行管理、動態管理

10.4 TMS導入時の留意点



第11章 物流における新たな潮流とビジネス・テクノロジー

11.1 トランスファーセンターとクロスドック

11.2 オムニチャネル対応とドロップシップ対応

11.3 VMI対応、センター納品、ミルクランへの拡張

11.4 多様化する流通加工と付加価値サービスという物流範囲の拡大

11.5 3PLの進展と活用・連携方法

11.6 進む倉庫作業と物流間接業務のロボット化

11.7 脚光を浴びる物流IoTとセンサーリング、実績収集・可視化

11.8 IoTが開く自動運転、ドローン輸配送、アイドルリソース輸配送



石川 和幸[イシカワ カズユキ]
著・文・その他

内容説明

本書では最新システム動向と物流システムの種類、IoT、物流の処理業務(伝票スキャンや指示書等、間接業務)のロボット化にまで言及し、物流の現在と直面するビジネスの変化を解説するとともに、物流システムを手掛けるエンジニアがどのように対応していけば良いのかなど、物流全般について解説します。

目次

物流に大きな変革の波が押し寄せている
物流とは何か?
物流業務を機能で読み解く
倉庫管理業務と倉庫管理システム
輸配送と輸配送管理システム
発注管理とERP
トレーサビリティとトラッキング
サプライチェーン・マネジメント
WMSの機能と導入時の留意点
TMSの機能と導入時の留意点〔ほか〕

著者等紹介

石川和幸[イシカワカズユキ]
早稲田大学政治経済学部政治学科卒、筑波大学大学院経営学修士。日本能率協会コンサルティング、アンダーセン・コンサルティング(現、アクセンチュア)、日本総合研究所などを経て、サステナビリティ・コンサルティングを設立、代表を務める。専門は、ビジネスモデル構想、SCM構築・導入、ERPシステム導入、管理指標導入、プロジェクトマネジメントなど(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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