Intel EdisonではじめるIoTプロトタイピング

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Intel EdisonではじめるIoTプロトタイピング

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  • サイズ B5判/ページ数 275p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784798143392
  • NDC分類 548.2
  • Cコード C3055

出版社内容情報

「モノのインターネット(IoT)」デバイスをインテル製ワンボードマイコンで製作!電気と電子工作の基本も解説。

市販製品にも使われるIntel製シングルボードコンピュータで初プロトタイピング!

近年、「IoT(Internet of Things)=モノのインターネット」という分野が注目されています。デバイス同士が通信しあうことで、ネットワーク越しにハードウェアを操作したり、情報伝達したりすることが可能となり、Webサービスの可能性を広げるものとして期待されています。

IoTデバイスに限らずハードウェア製作においては、必ず「プロトタイピング(試作品製作)」という工程が必要となります。ここでは試行錯誤をすることになるので、できるだけ手軽に扱えるコンピュータが求められます。従来から人気のあるプロトタイピング用コンピュータとしては、ArduinoやRaspberry Piなどがありますが、最近では「Edison(エジソン)」が採用されるケースも増えてきました。

EdisonはCPUメーカーとして著名なIntel社が開発したシングルボードコンピュータです。CPU(Atom)、メモリ、ストレージのほか、無線LAN、Bluetooth、USB、GPIOなど豊富な入出力機能を標準で備えており、ネットワーク利用を前提としたIoTデバイスのプロトタイピングには最適なコンピュータとなっています。また、ArduinoやRaspberry Piではプロトタイピングのあとの製品化する段になって、大量生産に向いた信頼性の高いコンピュータへと変更することが一般的ですが、Edisonは信頼性がとても高いため、製品でも十分に採用できます。そのため、プロトタイピングから製品化へもスムーズに移行でき、開発効率が大変良いという特長を持っています。

本書では、このEdisonを使ったデバイスの作例を通じて、電気/電子工作の基本を解説します。初めて電子工作に取り組むソフトウェアエンジニアの方でも無理なく読み進められるよう、基礎知識から丁寧に解説します。また、取り上げる作例もIoTを意識して、ネットワークを活用したデバイスを作ります。

このIoTの隆盛をチャンスととらえ、ハードウェア製作に乗り出したいソフトウェアエンジニアの方にお勧めできる一冊です。

CHAPTER 01:はじめよう!IoTプロトタイピング
CHAPTER 02:Edisonの基本を押さえよう
CHAPTER 03:天気を知ろう
CHAPTER 04:センサでデータを取得しよう
CHAPTER 05:取得したデータをオンラインで確認しよう
CHAPTER 06:モータを動かそう
CHAPTER 07:スマートフォンと連携させよう
Appendix

内容説明

初めてでもできます!電子工作の基本を学びながらはじめるデバイス開発。無線LAN、Bluetooth、GPIOなど豊富な入出力機能を標準搭載するシングルボードコンピュータ。

目次

01 はじめよう!IoTプロトタイピング
02 Edisonの基本を押さえよう
03 天気を知ろう
04 センサでデータを取得しよう
05 取得したデータをオンラインで確認しよう
06モータを動かそう
07 スマートフォンと連携させよう
APPENDIX

著者等紹介

河村雅人[カワムラマサト]
大学、大学院ではヒューマンロボットインタラクションに関する研究に従事。株式会社NTTデータに入社後4年間は、Trac、Subversion、Jenkinsを中心とした社内開発環境の整備とアプリケーションライフサイクルマネジメントに関する研究開発に従事した。現在はIoT、ロボットを中心とした研究開発に従事し、植物工場やコミュニケーションロボットなど「センサ・ロボット・クラウド」といった技術のインテグレーションを行う。ソフトウェアのアーキテクチャやプロダクトの選定からはんだ付け、プログラミングまで行う

大塚紘史[オオツカヒロシ]
2008年に株式会社NTTデータ入社。入社後はシステム基盤のセキュリティ品質向上に関する研究開発に従事する。入社3年目より、センサやロボットとITシステムの融合をテーマに、テレプレゼンスロボットサービス、センサデータを効率よく収集するコンセントレータやセンサデータ収集分析基盤等の開発に携わる。技術そのものだけではなく、センサやロボットがどのような課題を解決できるか、その可能性を見出すため、デザイン思考を活用した新規サービス検討や、センサを活用したさまざまなシステムをプロトタイプしてきた

小島康平[コジマコウヘイ]
大学、大学院時代は人間共存型ロボットの知能化に関する研究に従事。ニューラルネットワークや高次元空間探索理論の機械制御への応用に取り組む。2013年より株式会社NTTデータ技術開発本部に所属し、クラウドロボティクス基盤の研究開発に従事。サービスロボットの社会実装の実現を志し、高齢者支援、エンタテインメント、法人窓口業務などの多岐にわたる領域でIoT、ロボットを活用した社会実証を行ってきた。業務はアーキテクチャ設計、システム構築からデータ分析、ハードウェアプロトタイピング、調査コンサルティングなど多岐にわたる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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