内容説明
介護記録の目的や役割から、体系立てて丁寧に説明しているので、新人介護スタッフの方でも、スムーズに「伝わる記録」が書けるようになります。巻末資料では、身体各部の名称や姿勢の説明図を示し、介護関係の専門用語を概説しています。実際の業務のなかでも使える便利な内容です。
目次
1 介護記録って何?―介護記録の種類と目的(介護記録の作成より前の流れを知っておこう;介護サービス提供に向けた準備は「ケアプラン」の作成から ほか)
2 どんな用紙に何を書くの?―介護記録類の一般書式と記入例(「ケアプラン」(介護サービス計画書)―居宅/施設サービス計画書
「介護計画書」―介護サービスの設計図 ほか)
3 どんなことを書いたらいいの?―よりよい記録を書くための観察の「着眼点」(食事シーンの着眼点―利用者の心理と身体機能に着目する;排泄シーンの着眼点―観察時には利用者のプライドにも配慮する ほか)
4 介護記録はどのように書いたらいいの?―着眼ポイントを踏まえた注意点(「利用者の様子」「介護スタッフの行動」「介護スタッフのコメント」を区別して書く;「介護計画書」の内容を踏まえ、サービスの改善・向上を視野に入れて書く ほか)
5 文章はどのように書いたらいいの?―用語・表記・表現に関する8つのポイント(数字・単位記号・かっこの使い方を統一する;専門用語や略語を必要以上に使わない ほか)
著者等紹介
浅岡雅子[アサオカマサコ]
1953年、東京生まれ。早稲田大学教育学部(教育心理学)卒業。企業に勤務したのち、フリーランスのライター・編集者となる。先端技術の解説記事、探訪記事など、多様な執筆を経験したのち、1993年からは医学系ライターとして大学病院の専門医を中心に300名以上の医療関係者に取材を行い医療専門誌や一般誌に多数の記事を執筆。2004年から介護分野や高齢者医療の取材・執筆も行なっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。