内容説明
本書は、「自分の考えたキャラクターでマンガを描いてみたい」「絵は描けるけれどストーリーが作れない」「もっとストーリーを面白くしたい」という人のための、マンガのストーリー作りに特化した技法書です。マンガ教室で実際に教えられている方法をもとに、キャラクター作りから始めて、企画、プロット、演出の順に、面白いストーリーの作り方を解説。実作例を交えながら、ストーリー展開の考え方、より面白くするための発想法、応用ポイントなどを解説します。少年マンガ・少女マンガ・青年マンガなど、どのジャンルでも活用が可能です。これからマンガを描き始める初心者にも、受賞やデビューを目指す人にも役立つ、マンガ制作の教科書です!
目次
1 キャラクターを作る(キャラのパターンを覚えよう;キャラ表を作ろう ほか)
2 企画を考える(構文で企画を作ろう;企画に「面白さ」を入れよう ほか)
3 プロットを練る(ストーリーを分割して考えよう;感情移入してもらおう ほか)
4 ネームで演出する(ネームは分解して作ろう;作者の感情を盛り込もう ほか)
著者等紹介
田中裕久[タナカヒロヒサ]
2009年マンガ教室いるかMBAを設立。代表とストーリー講師を務め、東高円寺で日々生徒と共に短編マンガを作る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みのむし
2
良書。マンガのストーリー入門としてとても丁寧に説明されています。マンガだけでなく、小説とかラノベを書くときにも活かせる内容が非常に多いように思います。2015/01/25
zffy
0
読者によって書きたい漫画は多種多少なので仕方がないと思うが、文字による説明が多い。 読者の範囲を初心者(ストーリーが思い浮かばない)から上級者(持ち込み検討)をターゲットにしているが、初心者向けの説明は少ない。 中級、上級者が初心を思い出すためを目的とした記載と思われる。 ミニキャラで空白部を埋めるぐらいなら、各章のまとめを漫画にでもしてほしかった。2019/11/26