内容説明
利用者と何を話していいかわからないと感じている介護現場の当事者に向けて、会話を引き出すための話題(ネタ)やポイント、注意点などを提供。高齢者の世代ごとのコミュニケーションに必要な材料を紹介し、利用者の関心が高いテーマの情報を網羅した。
目次
1 考え方編―利用者の心を開かせる会話を心がけよう(高齢者をひとくくりに考えていないか―いわゆる「高齢者」とは、40年以上にも及ぶ世代;会話の糸口となる話題の選択―今の高齢者たちは激動の時代を生きてきた ほか)
2 じっくり背景理解編―世代を理解して会話しよう(利用者との距離を縮めるための話題とは―活き活きと話せるのは「昔話」;第1世代(90歳代) ほか)
3 スグに使える資料編―鉄板の話題をチェックしよう(流行・風俗;地域・四季 ほか)
4 テクニック編―利用者との距離を縮める聞き方・話し方(親しくなっても言葉づかい、敬語に注意―世代や要介護度に応じた言葉づかいを;話を聞きながら別の話題をうながす―基本的には、聞き手に回ること ほか)
著者等紹介
布施克彦[フセカツヒコ]
1947年東京都生まれ。サラリーマン生活を経て2002年退社し、執筆業に転身。若手サラリーマン向けのビジネス実用書やシニア向けの著作のほか、昭和の風俗にも精通しており、著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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