内容説明
仮想化は現在のITインフラの中核となり、システムの柔軟な運用と効率化実現に不可欠のものとなってきています。本書は仮想化の代表的な基盤製品である「VMware vSphere」を解説するものです。最新バージョンであるVMware vSphere 5.1に対応し、具体的なシステムのインストール手順から、CPU/メモリ/ディスク/ネットワークの管理、仮想マシンの移動(vMotion)や高可用性(HA)などの機能を解説しています。また、第3版ではvSphereの「設計」や「運用」といったテーマについても専門の章を設け、厳しい条件が求められるシステム運用現場でも役に立つVMwareのさまざまなノウハウをまとめました。システムのサービス化が進む現在、鍵となる仮想化技術の導入から実際の活用まで、すべての場面で役立つ知識をお届けする1冊です。
目次
サーバー仮想化とVMware
VMware ESXiとvCenter Serverの導入
仮想マシンの作成と管理
VMware vSphereによるリソース管理―CPU/メモリ
VMware vSphereによるリソース管理―ストレージ
VMware vSphereによるリソース管理―ネットワーク
VMware vSphereの動的配置機能
VMware vSphereの高可用性機能とデータ保護
VMware vSphere環境の設計
仮想システムの監視―運用管理1〔ほか〕