内容説明
アーキテクチャ、ネットワーク、サーバー、プロセス、要素技術…高性能・耐障害性を実現する基盤技術の基礎。システムの全貌がわかる解剖図つき。
目次
1 インフラアーキテクチャを見てみよう
2 サーバーを開けてみよう
3 3階層型システムを見てみよう
4 インフラを支える理論の基本
5 インフラを支える理論の応用
6 システムをつなぐネットワークの仕組み
7 止めないためのインフラの仕組み
8 性能を引き出すためのインフラの仕組み
著者等紹介
山崎泰史[ヤマザキヤスシ]
インフラ系コンサルタント。横浜生まれのテキサス育ち
三縄慶子[ミナワヨシコ]
東京生まれの文系育ち。伊藤忠テクノソリューションズ(株)に新卒入社、現、日本オラクル(株)
畔勝洋平[アゼカツヨウヘイ]
大阪生まれ奈良・和歌山育ち。大学卒業後は大阪のネットベンチャーでWebデザイナーのバイトをしていた。その後、フリーランスエンジニアを経て株式会社ドワンゴでDBAを経験
佐藤貴彦[サトウタカヒコ]
コンサルタント。奈良先端科学技術大学院大学でネットワークを学び、卒業後は日本オラクル(株)に入社し、データベースを中心にインフラからアプリケーションまで幅広く携わる
小田圭二[オダケイジ]
最近はコンサルタントのプロデュースにも取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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izw
4
オラクルのコンサルタントたちが書いたITインフラの本。流し読み(拾い読み)しただけですが、ITインフラ全般に渡り分かりやすく解説されていて、ITインフラに関わり始めた人にお薦めです。データベースのコンサルをしたいのに、インフラのことを延々と説明しなければならない、訳の分からないクライアントにプレゼントしようと企んだ本ではないかと憶測しています。2014/06/25
toiwata
3
基盤系の話を抑えるのに良い本だと思いました。(大体を知っているひとにもおそらく知識を整理するのに有効。)2013/03/25
とりもり
2
Webサーバ、APサーバ、DBサーバから構成される3階層型システムの仕組みを解説した一冊。図入りで比喩も多く、非常に分かり易い。「止めない」システム作りのために必要な要素技術についてコンパクトに理解できる。とは言え、一読で全てを理解するのは難しいので、再読の必要がありそう。カバー裏のシステム図は分かり易いが、開くのが大変なので、本書の中に入れて欲しかった。用語集のようなものが付いていれば満点。改訂時に付けて欲しい。★★★★☆2016/06/08
ぷるぷる
2
仕事向け参考書な割に面白い気がする。きっとコンパクトにまとまっていて肝となる部分に注力してくれていくからだと思う。やっぱり実際に仕事している人の話は強い。クラウド中心に移った時代にオンプレミスなITインフラ系の話ってのも微妙に感じる。確かに基礎を押さえる意味では必要なんだろうが何だか何処かで通った道である。思い出したい時に引っ張り出して読みたいと思うが、その回数が段々減ってきて忘れてしまうんだろうなと今から思う。これも世の流れ。ちなみに運用面での冗長化とかボトルネックの作り方とかは特に参考になりました。2015/07/19
ゲシャン
2
読め―、と言って渡された本。絵があるので分かりやすかったです。なんとなーく分かってたところが、理論的に理解できた箇所もありました。まだまだハテナな箇所もあるのでまた再読しよう2015/01/18