内容説明
戦略的思考を視覚化した画期的なフレームワーク「ビジネスモデルキャンバス」を使った斬新な発想法。9年の歳月をかけて製作、45カ国、470人による実例を掲載。新しいビジネスモデルを創造するための実践ガイド。
目次
1 キャンバス(ビジネスモデルの定義;9つの構築ブロック;ビジネスモデルキャンバス)
2 パターン(アンバンドルビジネスモデル;ロングテール;マルチサイドプラットフォーム;ビジネスモデルとしてのフリー戦略;オープンビジネスモデル)
3 デザイン(顧客インサイト;アイデア創造;ビジュアルシンキング;プロトタイピング;ストーリーテリング;シナリオ)
4 戦略(ビジネスモデル環境;ビジネスモデル評価;ブルーオーシャンモデルにおけるビジネスモデル;複数のビジネスモデル運営)
5 プロセス(ビジネスモデルのデザインプロセス)
展望
著者等紹介
小山龍介[コヤマリュウスケ]
株式会社ブルームコンセプト代表取締役、立教大学リーダーシップ研究所客員研究員、NPO法人「場の研究所」理事。1975年福岡県生まれ。京都大学文学部哲学科美術史卒業。大手広告代理店勤務を経て、米国MBAを取得。2006年からは松竹(株)で新規事業を立ち上げ、2009年より現職。歴史ある組織内での新規事業立ち上げ支援などを行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
matfalcon
42
新しいビジネスモデルを創造するための実践ガイド。戦略的思考を視覚化した画期的なフレームワーク「ビジネスモデルキャンバス」を使った斬新な発想法を紹介する。45カ国、470人による実例を掲載。2018/07/24
たかしくん。
30
一貫していることは、ビジネスモデルとしてのアイデアをいかに「見える化」することでしょうか?今を時めくGoogleのビジネスモデルは、是非ともTakeNoteしておきたいです。そしてアイデアに対する戒めの言葉、「もし、アイデアをあまり早くから固定してしまうと、そのアイデアに恋に落ちてしまうことになります。」どの場面でも通用する文言です。2014/10/23
ふろんた2.0
22
読んでて得られたのは、自分には起業意欲が低いということか。ワークショップとかやらないと活用できないかな。2016/05/09
Kawai Hideki
18
ビジネスモデルとして考えるべき項目と、その関係性がフレームワークとしてキレイにビジュアライズされた本。SWAT、フリーミアム、オープンイノベーション、ブルーオーシャン戦略など、既存のフレームワークや戦略論との関連も考えられており、汎用性は高そう。世の中の面白そうなビジネスモデルを当てはめてみて、その事業の振る舞いを俯瞰してみたり、さらに改善できないか考えてみたりするがよい訓練になると思う。2013/07/14
閑居
17
横長で読みにくい。^^; オサレすぎでしょって。筆者等が提案しているカンバスというビジネスの可視化手法は秀逸。内容がMECE。わかりやすい。逆に上手くハマりすぎてる気がする。特にamazonの成功例の分析は、うまくハマりすぎてて胡散臭く見えかねない。2020/08/27