内容説明
不況下で世界中が損しているわけではない―?一般の人々、企業、機関投資家、金融機関、そして国、それぞれの立場からの経済事象を検証して、景気の正体をつかみましょう。「為替」と「株価」を通して見えてくる、「景気」の大原則。
目次
第1章 景気の波―なぜ好況、不況は繰り返されるのか
第2章 庶民―市場の大きな波に飲まれる一般の人々
第3章 企業―好況を謳歌し、不況で苦しむ
第4章 機関投資家―相場変動の片棒を担ぐ
第5章 リアル・マネー―好況・不況のカギを握る
第6章 国家―困ったふりをする政府
著者等紹介
岩本沙弓[イワモトサユミ]
金融コンサルタント・経済作家。1991年東京女子大学卒業、銀行在籍中、青山学院大学大学院国際政治経済学科修士課程修了。大学卒業後、ファースト・シカゴ銀行東京支店入行。各金融機関の要請で98年4月から2005年5月までオーストラリア・コモンウエルス銀行、カナダロイヤル銀行などで外国為替を中心にトレーディング業務に従事。その間、国際金融専門誌「ユーロマネー誌」のアンケートで、為替予想部門の優秀ディーラーに複数回選出された。あおぞら銀行本店市場営業部で、チーフディーラーとして国際金融取引業務に携わった後、2006年11月から現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Masahiro Fujioka
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★★★☆☆ ・損失金額=利益金額 ・口先の情報で市場変化 ・ピークを知らせるコメントを見逃すな! ・人の気持ちがバブルを作る ・マイクロトレンド 世の中を動かすのは世界の1%の人々 ・同じ趣味の人は、最低でも10万人はいる ・未婚女性の増加 ・アメリカ、ペット市場、4兆円 ・91%が他の親に厳しい ・定年後働く退職者の増加、1985年25%→2005年35% ・睡眠不足→生産性低下、家庭不和、肥満大 ・下流は太る ・ハイテク好き女性、増加 ・アメリカ左利きの増加2012/09/14
ANUNYAPHUM
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前書「円高円安でわかる世界のお金の大原則」とあわせて読むと良い。 教科書的な基本からわかる。 結局誰が得して誰が損しているのかを、データーをもとに解説。 予想本と違って、事実のみの記述がよい。2012/03/04
tak
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想定外の良書。実体経済と投機の間に色んな思惑が有ることを、事実のみタンタンと背の丈で解説。2010/05/02
Soichiro
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リーマンショック直後に書かれて、少し古くなった本だが、これは勉強になった。2019/02/15
しゅわっち
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とても良い本です!もっと読まれるべき本に思います!貯蓄の高い日本は、金利が高い方が、経済がうまくいくという考えは面白いと思います!
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- 和書
- さくららら