内容説明
本書は、LinuxがエンタープライズシステムのOSとして利用されるケースが増えている今日、システム構築に関わるOSやハードウェアの基礎知識をはじめ、エンタープライズシステムに欠かせない高可用性、さらにはパフォーマンスやケーススタディまで、システムの運用管理における知識にも言及した、高い網羅性を持つ解説書です。これまでDBエンジニアとしてDB環境の構築/運用に携わったことのある技術者、もしくはこれから初めてこれらの業務に携わるという技術者向けに最適の1冊です。誰も教えてくれなかったLinux‐OS+オープンソースDBによるエンタープライズ構築運用の勘所をしっかり押さえた本書を読めば、LinuxがDBサーバーOSとしていかに最適か分かるはずです。
目次
論理ボリュームマネージャ(LVM)を活用する
Heartbeatによるクラスタ環境の構築
DRBDによるネットワークミラーリング
高可用DBサーバーの構築
現場で使われる高可用構成
DBサーバーのパフォーマンス概論
インデックスのチューニング
DBサーバーのハードウェア選定
SSDの効果とアプリケーションへの影響
メモリ管理とスワップ領域の制御
ファイルシステムとI/Oスケジューラ
Linux‐DBサーバーにおける負荷テストの心得
著者等紹介
松信嘉範[マツノブヨシノリ]
MySQLのコンサルティング業務に従事。パフォーマンスチューニング、高可用環境の構築、バージョンアップやバックアップなどのデータベース管理全般を得意とする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。