内容説明
本書は“Discrete Structures,Logic and Computability”邦訳の第3分冊として、計算構造について解説している。全体で4章に分かれ計算構造を学ぶために重要なテーマを章ごとに取り上げて解説する。
目次
第11章 正規言語と有限オートマトン(正規言語;有限オートマトン ほか)
第12章 文脈自由言語とプッシュダウンオートマトン(文脈自由言語;プッシュダウンオートマトン ほか)
第13章 チューリングマシンおよびそれと同値な計算モデル(チューリングマシン;チャーチ=チューリングの提唱 ほか)
第14章 計算の概念(計算可能性;言語の階層 ほか)
著者等紹介
ハイン,ジェームズ[ハイン,ジェームズ][Hein,James L.]
ポートランド州立大学計算機科学科名誉教授。ノースウェスタン大学より数学の博士号を、そしてスタンフォード大学よりコンピュータ科学の修士号を取得。長年に亘り数学とコンピュータ科学の教育に携わり、斯学の様々なコースを担当してきた。数学の研究の傍らコンピュータ科学教育も研究対象としてきた。研究分野としては、代数学と論理プログラミングに興味をもつ。合衆国空軍に11年間奉職し、そのうち3年間を合衆国空軍士官学校の教官として過ごした
神林靖[カンバヤシヤスシ]
日本工業大学工学部情報工学科准教授。計算理論とプログラミング言語理論、そして数理政治学に興味をもつ。慶應義塾大学法学部政治学科卒業、ワシントン大学大学院計算機科学科修士課程修了、トレド大学大学院電気工学計算機科学科博士課程修了、PhD。ACM、IEEE、Tau Beta Pi、情報処理学会、電子情報通信学会、日本フルート協会等会員。慶應義塾大学、早稲田大学、法政大学非常勤講師。情報処理技術者試験委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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