内容説明
本書はオープンソース仮想化技術「Xen」についての解説書。XenはPC上で仮想マシンを稼動させるハイパーバイザで、複数のOSが1つのハードウェアを共有できるようにする。また、仮想マシンの停止や再開、仮想ネットワークインターフェイス、多彩なデイスク管理、運用中の仮想マシン移動などの機能を備え、企業レベルのシステム運用でも活用されている。本書はXen解説書の第2弾として、Xenの最新バージョンと64bit Linuxを組み合わせた利用法を説明。また、各種インストール方法、仮想マシンの高速化、セキュアシステムの構築、設定ファイルのリファレンスなど、多くの新しい情報を追加した。
目次
1 Xenの世界へようこそ
2 パッケージを利用したXenの導入
3 仮想マシン環境の構築
4 CentOS/DebianでのXenビルド
5 ストレージの管理
6 Xenのネットワーク設定とVNET
7 仮想マシンのマイグレーション
8 Xenのセキュリティ
9 仮想化小技集
10 Xenリファレンスガイド
11 Citrix XenServer
著者等紹介
宮本久仁男[ミヤモトクニオ]
某SIerにて、研究開発、OSからアプリケーションまでのひととおりの開発、維持運用管理、技術支援や管理系業務などを経てふたたび研究開発業務に従事。プライベートでは、各種OSやプラットフォーム周りの検証や結果の公開、情報セキュリティに関連した各種検証や結果の公開を実施している
平初[タイラハジメ]
仕事では日本ヒューレット・パッカード株式会社にて、ネットサービス業界向けの直販営業を行っている。プライベートでは仮想化技術の啓蒙活動を行っており、2006年3月「仮想化友の会」を結成した。The CentOS Projectの公式メンバーでもある
長谷川猛[ハセガワタケシ]
株式会社SRAにて主にシステムの提案支援業務に従事。特にLinuxや仮想化技術を得意とする雑食系システムエンジニアである
津村彰[ツムラアキラ]
株式会社アイエルオーにて、シニアエンジニアとして仮想化インテグレーションやサーバデプロイメントソリューション開発、ネットワーク/システム運用支援等に従事する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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