内容説明
長い長い歳月を経て、いま再び古色蒼然とした“笑い”と共にソフトウェア哲学が甦る!再帰的に読み・笑い・理解すれば、S式の向こう側にプログラミングの涅槃が見えてくる。世紀を超えて語り継がれた天下の奇書、新たに講を加え、ここに登場。
目次
初めての人のためのLisp
carとcdrで世間を渡れば権兵衛もたじろぐ
解釈は評価なり…辞書なくして世は渡れず
基本関数を修了するや、突然関数定義、なんと大それた…
今度はcond、再帰と再起を混同せぬように…
またも再帰するから再帰なのだ
go、go、go…、do、do、do…、loop、loop、loop…、やっぱりOは丸い
Lisp御本尊のお出まし
デートの前にリストの切り貼り
変態プログラム
シンボルを人前に曝す
ガールフレンドも買物も関数引数でOK
Lispの解剖その1
入出力がなければプログラムは生きていけぬ
Lispの解剖とんでその2
大団円―対話性に関する対話
補講の補講はメヒコから
著者等紹介
竹内郁雄[タケウチイクオ]
1946年生まれ。東京大学大学院理学研究科数学専攻修士課程修了。工学博士。日本電信電話公社(現NTT)の基礎研究所、NTTソフトウェア研究所などを経て、1997年に電気通信大学の情報工学科教授。2005年より東京大学大学院の情報理工学系研究科創造情報学専攻教授。2010年に退官。IPA「未踏ソフトウェア創造事業」のPMとして若手プログラマの発掘・育成に励む傍ら、著書、翻訳書も多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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