内容説明
ゲームやドラマは複数の人物の複数の視点やエピソードを追い、関係性を把握しておかないと理解やプレイができなくなってきている。著者はこうした複雑化の傾向をスリーパー曲線と呼び、IQスコアや認知力を上げるデータを根拠に、人々は「賢くなっている」ことを示す。昨今、テレビやゲームがさまざまな社会問題の元凶のように語られる風潮の中で、よりバランスのとれた健全な議論が行なわれるために、一石を投じる一冊。
目次
第1部(ゲーム;テレビ;インターネット;映画)
第2部
著者等紹介
ジョンソン,スティーブン[ジョンソン,スティーブン][Johnson,Steven]
ブラウン大学で記号学の学士号、コロンビア大学で英語学の修士号を取得。ディスカバー誌でEmerging Technologyのコラムを執筆、またニューヨーク・タイムズ誌など多数の雑誌に寄稿。世界中で講演に引っ張りだこの人気上昇中の著述家。ニューヨークで妻と二人の息子と暮らす
山形浩生[ヤマガタヒロオ]
1964年東京生まれ。東京大学都市工学科修士課程およびマサチューセッツ工科大学不動産センター修士課程修了。大手調査会社に勤務のかたわら、小説、経済、ネット文化、コンピュータなど無節操なほどに広範な分野での翻訳および各種の雑文書きに手を染める。フリーソフトの社会経済的な意義に関しても造詣が深い
守岡桜[モリオカサクラ]
大学卒業後、秘書を経て翻訳に従事
乙部一郎[オトベイチロウ]
1965年生まれ。東京大学電子工学科卒、同大学院修士課程修了、米国MITスローン経営大学院MBA。日本興業銀行、マッキンゼー・アンド・カンパニーを経て、2003年株式会社スクウェア・エニックス入社。米国法人社長などを経て現在はチーフストラテジストとして事業戦略全般に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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kubottar
H.A
ネオおしりいぬ
yuka_tetsuya
イチロー