目次
第1章 ファシリテーションとは
第2章 ファシリテーションのKFS(Key Factor of Success)
第3章 キックオフ~情報収集
第4章 計画作成
第5章 進捗報告と課題の抽出
第6章 課題を実行し、問題を解決する
第7章 カットオーバー
著者等紹介
中西真人[ナカニシマサト]
1960年東京生まれ。同志社大学卒業後、自動車メーカーで生産管理システムの構築や調査を行ない、流通業に転職後は経営計画の策定に従事。外資系コンサルティング会社で業務分析、マーケティング、管理者教育を実践した後、1996年にM & R Consultingを設立。経営計画策定、人事制度構築などのコンサルティングを行なうほか、課題形成や目標管理、ファシリテーション、リーダーシップなどの管理職研修を多数行なっている。特にファシリテーションの分野では、初級者・中級者を対象とする公開セミナーを実施し好評を得ている。また実践面では企業の目標設定やコンサルティングの場面でファシリテーターとして活躍。(株)ヘイコンサルティンググループトレーナー。(株)日本マンパワーコンサルタント。東京商工会議所、日本ファシリテーション協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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TomohikoYoshida
14
本の長さといい、テーマに対する解説の深さといい、さらっと読むにはちょうどいい本。しっかり学びたい人には物足りない気がします。(そして値段はちょっと高い)会議で中途半端な反対意見だけを言う人をどのように扱うかについて書かれているところが参考になった。プロジェクトファシリテーションなのに、社内報を作ることがテーマになっていたり、そのあたりがちょっとアレですけど。2022/04/22
kuma-kichi
0
これは手元に置いておきたい本。ファシリテーションの技術を紹介する本はあっても、実際のITプロジェクトのフェーズに沿って(まあ、本当にプロセスを沿っているわけではないけど)解説している本は多分、ない。そういう意味では貴重な一冊。口語体で優しく語られている中に、大事なことが埋め込まれているので、さらっとも読めるけど、じっくりと読んだら味が出るはず。2015/08/12
あとも
0
ファシリテーションを取り入れたプロジェクトマネージメトの紹介。 プロマネとファシリテーションの融合は、システム開発プロジェクトに携わる自分としてはとても興味深い話であるが、この本で「融合」とまではいかず、プロジェクトの各フェイズでファシリテーションを活用する事例を紹介するにとどまっている。プロジェクトならではのファシリテーション技術が紹介されているわけではなく、ちょっとがっかり。