内容説明
本書の物語は、あなたがカフェの経営者として起業する場面から始まります。いろんな苦難もありましたが、企業規模を拡大する過程で、株主や銀行からの資金調達、そして、証券会社とタッグを組んでの株式上場を経験します!さらに上場後は、そう、M&Aにもチャレンジし、なんと最後には敵対的買収まで経験してしまいます。
目次
1 たのむ!夢のカフェを作るためにお金出して!
2 わ~ん!僕のカフェの株がヤフオク状態!
3 わ~い!銀行にも認められて2店目出店だ!
4 やった~!株式公開して東証の鐘をカラーン!
5 うっそ!?会社も売ったり買ったりできちゃうの?
6 く~っ!M&Aって全くしびれちゃうよ!
7 くっそー!まさか敵対的買収を受けるなんて!
著者等紹介
保田隆明[ホウダタカアキ]
リーマン・ブラザーズ証券会社(東京、ニューヨーク)、UBS証券会社(東京)の投資銀行本部にて数多くのM&A案件、財務戦略・IRアドバイザリー案件を担当した後、2004年に起業。その後2005年1月に自らの事業を譲渡し、ネットエイジキャピタルパートナーズ執行役員就任。現在はM&A、株式、コーポレートガバナンスのアドバイザリー、及び投資業を行う。テレビ出演、講演など多数。1974年生まれ。早稲田大学商学部卒
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
K(日和)
17
びっくりするほど分かりやすいし、読みやすい。こんなにうまくいく現実の事例はないと思うけど、極めて分かりやすい。図書館で借りて帰り道の電車+5分くらいで読了。2015/10/07
ゆうき
4
カフェオーナー扮する主人公が、1からカフェ事業を立ち上げ、財務アドバイザーと共にIPO、M&A、敵対的買収などの経験を通して事業拡大を果たしていくストーリー。事業に関して全くの無知である主人公を通し、昨今の経済ニュースを賑わすM&A周辺の知識を分かり易く学べる。実際に事業を立ち上げたいという人や、M&Aについて入門的に知りたいという人におススメ。知識の説明は固より、ストーリーも結構しっかりしていて、最後の場面は少しウルっと来てしまいます(笑)2010/12/24
Gloria
2
大枠掴むのにわかりやすい。ストーリーが生きてる説明本この方上手いのだなという感想。2020/06/04
RNDMN
2
起業のための出資・借入による資金調達、さらなる成長のための資金調達、そして株式市場への上場、さらにM&Aによる起業買収から、敵対的買収を仕掛けられるところまで、企業が経験する金融市場との付き合いをざっくりと理解できる。 かなり短く、平易であるからこそ、一気通貫でそれぞれの出来事の意味を、金融機関・株主・企業それぞれの立場から理解できる。2014/12/20
shin
2
企業の成長のために必要な株式、上場、買収などについてわかりやすくストーリー仕立てで書かれた本。M&Aというと敵対的買収のイメージがあるが、そのような側面だけではない人情味に溢れたプロセスが潜んでいることが感じられた。2014/07/29
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