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ADO集中講座―Windowsデータベースプログラミング

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  • サイズ B5判/ページ数 607p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784798101309
  • NDC分類 007.64
  • Cコード C3055

出版社内容情報

Windows標準のデータベースインターフェイスであるADO。本書は、カーソルやレコードセットの詳細といったADOの主要機能を各節ごとに確認するというステップでマスターしたあと、トランザクションやOLAPといったテクニックにまで踏み込んでゆきます。ADOを今ひとつ使い切れていない。そんな悩みを解決します。

【目次】

第1部 ADOの基本

第1章 ADOの大いなる発想
ADOのルックアンドフィール
ADOのコンポーネントとライブラリ
まとめ

第2章 ADOの基本
レコードセットとフィールド
スタンドアロンレコードセットの作成
基本的なレコードセットナビゲーション
検索、並べ替え、フィルタ
ページング
データの更新
ADOのデータタイプと属性
Propertyオブジェクトの導入
レコードセットの最適化
クローン
レコードセットのエラー処理
レコードセットとほかのデータ構造の比較
まとめ

第3章 SQLデータソースを使ったレコードセット
ADOとODBC
Openメソッド
カーソルの制御
ロックの制御
Fieldsコレクションの詳細
クライアント側カーソルを使った更新とロック
接続されたレコードセットの再同期
IndexとSeekの使用
複数のレコ-ドセットの処理
SQLデータソースの最適化
まとめ

第4章 明示的な接続
接続の作成と使用
Executeメソッド
スキーマ情報の取得
Connectionオブジェクトの動的プロパティ
ADOとトランザクション
ADOとエラー
接続のプール
まとめ

第5章 明示的なコマンド
Commandオブジェクトを使う理由
ParameterオブジェクトとParametersコレクション
ストアドプロシージャの使用
コマンドの最適化
まとめ

第6章 ADOイベントモデルと非同期処理
Connectionオブジェクトのイベント
Recordsetオブジェクトのイベント
イベントの戦略的な利用方法
非同期処理
まとめ

第7章 切断されたレコードセット
n階層環境でのADO
切断のメカニズム
バッチ更新
切断されたレコードセットの再同期
切断されたレコードセットとストアドプロシージャ
レコードセットのマーシャリング
レコードセットの永続化
まとめ

第8章 レコードセットの再帰とデータシェイプ
データシェイプの概念
接続文字列の作成
リレーション階層
データシェイプを利用したレコードセットの拡張と自作
パラメータ化されたデータシェイプ
グループ階層
まとめ

第9章 ドキュメントの操作-レコードとストリーム
半構造化データ
インターネットパブリッシングプロバイダ
Recordオブジェクト
RecordオブジェクトとRecordsetオブジェクトの使用
Streamオブジェクト
まとめ

第10章 ADOXによるセキュリティとスキーマ定義
DAOの死
ADOXの使用法
ADOXとJet
まとめ

第11章 シンプルプロバイダの作成
なぜシンプルプロバイダか
シンプルプロバイダインターフェイス
読取専用プロバイダの作成
シンプルプロバイダの登録と使用
更新可能なプロバイダの作成
シンプルプロバイダを使ったデータシェイプ
まとめ

第2部 ADOの活用

第12章 データ連結とデータ認識オブジェクト
コントロールとの連結
クラスとの連結
DataRepeaterコントロール
階層レコードセットの連結
まとめ

第13章 Data Environment
Data Environmentとは何か
パラメータ化コマンドの使用
階層レコードセットの定義
Data Environmentからのコンポーネント作成
まとめ

第14章 ADO、DNA、MTS、COM+
MTSとCOM+とは何か
ADOを使ったトランザクション型コンポーネントの作成
分散トランザクション
まとめ

第15章 RDSとDHTML
RDSおよびDHTMLの動作
RDSのコンポーネントとアーキテクチャ
RDSカスタマイズハンドラ
RDSを使用したカスタムビジネスオブジェクトの作成
まとめ

第16章 ADOによる多次元データへのアクセス
OLAPと多次元データ
MDXコマンド言語
ADOMDによるOLAPサーバーの使用
ドリルダウン-階層、レベル、メンバ
ADOMD認識コントロール
まとめ

用語集

内容説明

ADO(ActiveX Data Objects)は、ASPやVisual BasicなどのWindowsプログラミングで、データベースに接続する際の標準インターフェイス。本書では、ADOの重要なトピックを解説し、各節の最後に確認するというステップで、きっちりみっちりADOの主要機能をマスターできるようになっている。さらに後半では、トランザクションやOLAPといったテクニックを紹介し、ワンランク上のデータベースアプリケーション作成を目指す。

目次

第1部 ADOの基本(ADOの大いなる発想;ADOの基本;SQLデータソースを使ったレコードセット;明示的な接続;明示的なコマンド;ADOイベントモデルと非同期処理 ほか)
第2部 ADOの活用(データ連結とデータ認識オブジェクト;Data Environment;ADO、DNA、MTS、COM+;RDSとDHTML;ADOによる多次元データへのアクセス)

著者等紹介

マクドナルド,ロブ[マクドナルド,ロブ][Macdonald,Rob]
フリーランスのソフトウェアエキスパート。Windows、COM(+)、ADO、MTSを使ったエンタープライズシステムの設計とデータアクセスが専門。ソフトウェア会社の経営に9年間たずさわり、これを成功に導いたのち、現在は設計者、顧問、指導者として開発者とじかに接している

伊藤由起子[イトウユキコ]
1988年、株式会社ゼストを設立。中小企業および外資系企業を中心に100社以上の業務用アプリケーションを開発/提供。1994年以降、マイクロソフト製品を使ったソリューションを主とし、現在はWebを使った開発も多い。ADOも早期から取り入れ、それらのテクノロジーの実験場として、フォアグラなどの高級食材を販売するサイトFoodNETも自社運営。2002年の第一四半期には同サイトのVS.NETへの移行も完了予定。株式会社ゼスト代表取締役。Visual Basic Users Group/Japan理事
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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