Professional library
Windows2000セキュリティ新技術

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B5判/ページ数 317p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784798100753
  • NDC分類 007.6
  • Cコード C3055

出版社内容情報

Micorosoftは、Windows 2000においてサーバーのセキュリティに大きな変革を実行しました。たとえば、Kerberosサーバー認証、公開鍵基盤(PKI)、IPセキュリティ(IPSec)といったオープンな業界標準の大胆な導入。またActive Directoryと連携した分散セキュリティ環境というWindows 2000らしい設計思想。本書は、Windows2000のセキュリティに導入された「新しい」技術をまとめてコンパクトに解説しています。

【目次】

序章 Windows 2000セキュリティの前提と概観

0-1 はじめに
0-2 セキュリティとは何か?なぜ必要なのか?
   0-2-1 あなたにとって”セキュリティ”とは?
   0-2-2 セキュリティのコンポーネント
   0-2-3 総合的なセキュリティポリシー
0-3 Windows 2000とセキュリティ
   0-3-1 歴史的な観点-Windows NTのセキュリティ概要
   0-3-2 重要な機能または設計の変更
   0-3-3 影響を受ける業界と企業
   0-3-4 長所と短所
0-4 まとめ
FAQ

第1章 Windows 2000 Serverセキュリティへの移行パス

1-1 はじめに
1-2 Windows 2000 Serverセキュリティ白書
   1-2-1 なぜセキュリティが強化されたのか
   1-2-2 強化された機能
   1-2-3 問題点と制限事項
   1-2-4 変更されていない部分
1-3 アップグレード/移行の際の考慮点
   1-3-1 ネットワークセキュリティ計画
   1-3-2 導入前の準備
   1-3-3 アップグレード/移行の実施
   1-3-4 上司への説明事項
   1-3-5 適切な分析
1-4 まとめ
FAQ

第2章 デフォルトアクセス制御の設定

2-1 Windows 2000のビルトイングループ
   2-1-1 Administratorsグループ
   2-1-2 Usersグループ
   2-1-3 Power Usersグループ
2-2 セットアップ時のセキュリティ設定
2-3 Power UsersとUsersのデフォルトアクセス許可
   2-3-1 ファイルシステムに対するアクセス許可
   2-3-2 レジストリに対するアクセス許可
2-4 デフォルトのユーザー権利
2-5 デフォルトのグループメンバシップ
2-6 まとめ
FAQ

第3章 セキュリティ構成ツールセット

3-1 セキュリティ構成ツールセットの概要
   3-1-1 ツールセットのコンポーネント
   3-1-2 セキュリティデータベースの操作
3-2 ユーザーインターフェイス
   3-2-1 [セキュリティの構成と分析]スナップイン
   3-2-2 secedit.exeコマンドラインツール
3-3 セキュリティの構成と分析
   3-3-1 セキュリティの構成
   3-3-2 セキュリティの分析
3-4 グループのセキュリティポリシー
   3-4-1 グループポリシーオブジェクトのセキュリティ構成
   3-4-2 セキュリティ設定のインクルード手順
3-5 ツールの具体的な使い方
   3-5-1 新しいセキュリティテンプレートを構成する
   3-5-2 グループポリシーの[セキュリティ設定]の使用例
3-6 まとめ
FAQ

第4章 分散セキュリティサービス

4-1 分散セキュリティサービスとは
   4-1-1 従来のNTセキュリティ
   4-1-2 新しいWindows 2000の分散セキュリティ
   4-1-3 分散セキュリティを構成するセキュリティ機能
4-2 Active Directoryとセキュリティ
   4-2-1 ディレクトリとセキュリティの関係
   4-2-2 ドメインの信頼関係
   4-2-3 ユーザーアカウントの管理
   4-2-4 きめ細かいアクセス権利
   4-2-5 管理の委任
4-3 複数のセキュリティプロトコル
   4-3-1 NTLM
   4-3-2 Kerberos
   4-3-3 PKIと公開鍵暗号
4-4 シングルサインオン
4-5 セキュリティサポートプロバイダインターフェイス
4-6 インターネットセキュリティ
   4-6-1 SSL 3.0によるクライアント認証
   4-6-2 外部ユーザーの認証
   4-6-3 Microsoft証明書サービス
   4-6-4 CrytoAPI
4-7 企業間アクセスと分散パートナー
4-8 まとめ
FAQ

第5章 Kerberosサーバー認証

5-1 はじめに
   5-1-1 Windows 2000がサポートする認証方式
   5-1-2 Kerberos認証の利点
   5-2-3 Kerberos認証の規格
   5-2-4 MicrosoftによるKerberosプロトコルの拡張
5-2 Kerberosプロトコル
   5-2-1 基本的な概念
   5-2-2 サブプロトコル
   5-2-3 チケットの詳細
5-3 Windows 2000のKerberos
   5-3-1 KDCとkrbtgtアカウント
   5-3-2 Kerberosポリシー
   5-3-3 Microsoft Kerberosチケットの内容
   5-3-4 認証の委任
   5-3-5 事前認証
   5-3-6 セキュリティサポートプロバイダ
   5-3-7 資格情報キャッシュ
   5-3-8 DNS名前決定
   5-3-9 UDPとTCPのポート
5-4 承認データ
   5-4-1 KDCと承認データ
   5-4-2 サービスと承認データ
5-5 まとめ
FAQ

第6章 公開鍵暗号とPKI

6-1 はじめに
6-2 暗号と認証の基本コンセプト
   6-2-1 秘密鍵暗号
   6-2-2 公開鍵暗号
   6-2-3 ハッシュ
   6-2-4 デジタル署名
   6-2-5 認証
6-3 認証局による公開鍵の保護と信頼
   6-3-1 PKIの概要
   6-3-2 公開鍵証明書
   6-3-3 認証局(CA)
   6-3-4 認証書による公開鍵の検証プロセス
6-4 Windows 2000の証明書サービス
   6-4-1 Microsoft CryptoAPI
   6-4-2 認証局-Microsoft Certificate Server
   6-4-3 エンタープライズCAとスタンドアロンCA
   6-4-4 証明書サービスの導入
   6-4-5 証明書の管理
   6-4-6 証明書要求と証明書の発行
6-5 アプリケーションの概要
   6-5-1 ウェブのセキュリティ
   6-5-2 安全な電子メール
   6-5-3 デジタル署名付きコンテンツ
   6-5-4 IPセキュリティ(IPSec)
   6-5-5 暗号化ファイルシステム
   6-5-6 スマートカードログオン
6-6 まとめ
FAQ

第7章 IPセキュリティ

7-1 はじめに
7-2 ネットワーク侵害の方法
   7-2-1 盗聴
   7-2-2 なりすまし
   7-2-3 パスワード侵害
   7-2-4 サービス妨害攻撃
   7-2-5 MITM攻撃
   7-2-6 アプリケーションレベルの攻撃
   7-2-7 鍵の侵害
7-3 IPSecのアーキテクチャ
   7-3-1 IPSecが提供するサービスの概要
   7-3-2 IPSecのプロトコルヘッダ
   7-3-3 SAとIPSecの鍵管理手順
7-4 WindowsへのIPセキュリティの導入
   7-4-1 情報の評価
   7-4-2 必要なセキュリティレベルの決定
   7-4-3 IPSecコンソールでセキュリティポリシーをカスタマイズ
   7-4-4 柔軟性のあるセキュリティポリシー
   7-4-5 柔軟なネゴシエーションポリシー
   7-4-6 フィルタ
   7-4-7 セキュリティポリシーの作成
7-5 まとめ
FAQ

第8章 暗号化ファイルシステム

8-1 はじめに
8-2 暗号化ファイルシステムの使用
   8-2-1 暗号化の基礎
   8-2-2 暗号化ファイルシステムのしくみ
8-3 ユーザーの操作
   8-3-1 ファイルの暗号化
   8-3-2 暗号化されたファイルへのアクセス
   8-3-3 暗号化されたファイルのコピー
   8-3-4 暗号化されたファイルの移動と名前の変更
   8-3-5 ファイルの暗号化解除
   8-3-6 暗号化されたデータの回復
8-4 Cipherユーティリティ
8-5 暗号化ファイルシステムのアーキテクチャ
   8-5-1 EFSコンポーネント
   8-5-2 暗号化処理
   8-5-3 EFSファイル情報
   8-5-4 復号処理
8-6 まとめ
FAQ

第9章 スマートカード

9-1 はじめに-スマートカードとは
   9-1-1 スマートカードのどこが良いのか
9-2 普及と相互運用性
   9-2-1 スマートカードの規格
   9-2-2 Microsoftのアプローチ
9-3 スマートカード基本コンポーネント
   9-3-1 サービスプロバイダ
   9-3-2 リソースマネージャ
   9-3-3 カードの種類
9-4 Windows 2000での実用ソリューション
   9-4-1 公開鍵を用いた対話型ログオン
   9-4-2 クライアント認証
   9-4-3 安全な電子メール
9-5 まとめ
FAQ

内容説明

Microsoftは、Windows2000においてサーバーのセキュリティに大きな変革を実行した。たとえば、Kerberosサーバー認証、公開鍵基盤(PKI)、IPセキュリティ(IPSec)といったオープンな業界標準の大胆な導入。またActive Directoryと連携した分散セキュリティ環境というWindows2000らしい設計思想。本書は、Windows2000のセキュリティに導入された「新しい」技術をまとめてコンパクトに解説している。

目次

序章 Windows2000セキュリティの前提と概観
第1章 Windows2000 Serverセキュリティへの移行パス
第2章 デフォルトアクセス制御の設定
第3章 セキュリティ構成ツールセット
第4章 分散セキュリティサービス
第5章 Kerberosサーバ認証
第6章 公開鍵暗号とPKI
第7章 IPセキュリティ
第8章 暗号化ファイルシステム
第9章 スマートカード

著者等紹介

カニンガム,ステイス[カニンガム,ステイス][Cunningham,Stace]
ミシシッピ州ビロクシのSDC Consultingのシステムエンジニア。1万2000ノードで構成される企業ネットワークの設計、工学、実装を支援した経験を持つ。Network Security OfficerおよびComputer System Security Officerの任務に就くほか、米国空軍に勤務。The SANS Instituteの小冊子『Windows NT Security Step by Step』の記事などを執筆している。IIS3.0試験、SMS1.2試験、Proxy Server1.0試験、Exchange Server5.0および5.5試験、Proxy Server2.0試験、IIS4.0試験、IEAK試験、改訂Windows95試験にテクニカルライターとして参加。Microsoft Press、Osborne/McGraw‐Hill、Syngress Mediaから発行された16冊の書籍を共著し、同じく複数の書籍のテクニカルレビューを担当

シンダー,デブラ・リトルジョン[シンダー,デブラリトルジョン][Shinder,Debra Littlejohn]
Dallas County Community College DistrictのEastfield Collegeで1992年からインストラクタを勤め、AATPプログラムを担当。テキサス州シーゴビル市とサニーベル市、さらに家族のWebサイト(www.shinder.net)のウェブマスタである。夫のThomasと共に、ダラス周辺の組織にコンサルティングおよび技術サポートサービスを提供する。イタリアの米国海軍に勤務する娘Kristenと、高校チェスチャンピオンである息子のKrisの母でもある。人生の大部分をライターとして過ごし、技術分野と非技術分野の両方で多数の記事を執筆

シンダー,トーマス・W.[シンダー,トーマスW.][Shinder,Thomas W.]
ダラスとフォートワースの大都市圏で技術トレーナ兼コンサルタントサービスを提供。Xerox、Lucent Technologies、FINA Oilなどの大手企業のコンサルタントをつとめ、IPによる通信戦略の開発と実装を支援。シカゴのイリノイ大学医学部に籍を置き、オレゴン州ポートランドのOregon Health Sciences Centerの神経科で研修を担当した経験を持つ。介在ニューロン通信への関心が高じ、インターネットワーキングへの興味と融合した結果、それまでの事業を辞め、システム工学に専念。妻Debraと共に、小・中規模の企業向けにWindows NT/2000のプラットフォームを使用したエレガントでコスト効果の高いソリューションを設計することに熱心に取り組んでいる

ホワイト,D・リン[ホワイト,Dリン][White,D.Lynn]
Independent Network Consultants,Inc.社長。プログラミングとネットワークに14年以上の経験を持つ。メインフレーム環境のシステム管理者、プロセス制御会社のソフトウェア開発者を経験。ネットワークおよびコンピュータ関連技術分野でテクニカルライター、編集者、トレーナ、コンサルタント業務を行う。12年以上にわたり、米国内外でメインフレーム、Microsoft公認カリキュラム、その他のネットワーク関連の講義を行っている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品