出版社内容情報
惜しくも開発中止が正式発表され“幻の国産旅客機”となった「SpaceJet(スペースジェット)」について、開発プロジェクトの全貌、旅客機としての技術的特徴、ライバルと目されていた旅客機との性能差などについて、長年、MRJ/SpaceJetを負い続けてきた旅客&軍事ジャーナリストの著者が総括。戦前からの国産旅客機計画の資料として所持しておきたい一冊!
内容説明
SpaceJetまでの道のり。YS‐11とその後の国産旅客機計画。なぜ開発中止になったのか。SpaceJetに立ちはだかった壁。操縦室、エンジン、客室、諸元などテクニカル・ガイダンス。設計から製造、組立、塗装、試験までMRJ/SpaceJet開発・製造全記録。
目次
Gallery 消えた国産旅客機
1 YS‐11の終焉とその後の旅客機計画
2 国産ジェット旅客機計画からMRJまでの道のり
3 MRJの開発
4 テクニカルガイダンス
5 作業の遅れと立ちはだかった壁
6 MRJ/SpaceJetのライバル機種
著者等紹介
青木謙知[アオキヨシトモ]
1954年12月、北海道札幌市生まれ。1977年3月、立教大学社会学部卒業。同年4月、航空雑誌出版社「航空ジャーナル社」に編集者/記者として入社。1984年1月、月刊『航空ジャーナル』の編集長に就任。1988年6月、月刊『航空ジャーナル』廃刊にともない、フリーの航空・軍事ジャーナリストとなる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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