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出版社内容情報
本書は、現在メディアを賑わせている「統一教会」問題の本当の核心は、歴史的な視点を取り入れた日韓関係、日朝関係、そして日米関係の中でしか見えてこないもっと大きな問題であることを分かりやすく説明する。なんとなれば、統一教会の設立の裏にはアメリカの思惑があったからだ。マスメディアが伝えない、政治と宗教をめぐる深いつながりに目を向け、安倍元首相の銃撃事件が示唆する国際政治上の意味についても論究する。カルト新興宗教の影にアメリカあり! ウクライナの次は朝鮮有事だ!!
【章目次】
第1章 「統一教会」とはどんな宗教団体か
第2章 日韓問題、日朝問題としての統一教会
第3章 安倍元首相はなぜ撃たれたか
第4章 「統一教会」問題で浮かび上がる今後の世界覇権争い
第5章 「統一教会」問題のその先へ
第6章 なぜアメリカはアジアを支配したがるのか
第7章 今こそ地政学的思考を
内容説明
朝鮮戦争後、韓国で高まった「反米」ムードをなんとかして「反日」ムードに転換させる必要があった米国。その時、キリスト教が利用された。「統一教会」はその中から生まれ、大きくなった。同時に、安保闘争で左傾化した日本の世論を「容共」から「反共」に変えるためにも利用された。岸信介がキーパーソンだった。一方、韓国では、「朝鮮特需で儲けた日本を許すまじ。この儲けを巻き上げろ」となった。アメリカの思惑通りだった。やがて、「統一教会」の信者の寄付金は、米国へ還流するという流れも確立した―
目次
第1章 「統一教会」とはどんな宗教団体か
第2章 日韓問題、日朝問題としての「統一教会」
第3章 安倍元首相はなぜ撃たれたか
第4章 「統一教会」問題で浮かび上がる今後の世界覇権争い
第5章 「統一教会」問題のその先へ
第6章 なぜアメリカはアジアを支配したがるのか
第7章 今こそ地政学的思考を
著者等紹介
菅沼光弘[スガヌマミツヒロ]
東京大学法学部卒業後の1959年、公安調査庁入庁。入庁後すぐ、ドイツ・マインツ大学に留学、ドイツ連邦情報局(BND)に派遣され、対外情報機関の実情の調査を行う。帰国後、対外情報活動部門を中心に旧ソ連、北朝鮮、中国の情報収集に35年間従事。対外情報の総責任者である調査第2部長を最後に1995年に退官する。現在、アジア社会経済開発協力会を主宰しながら、評論活動を展開する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
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ハンギ