プログラマー脳―優れたプログラマーになるための認知科学に基づくアプローチ

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プログラマー脳―優れたプログラマーになるための認知科学に基づくアプローチ

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  • サイズ B5判/ページ数 288p/高さ 24cm
  • 商品コード 9784798068534
  • NDC分類 007.64
  • Cコード C3055

出版社内容情報

長年プログラミング教育の研究に取り組んでいる著者が、最新の「認知科学」に基づいて、プログラミングの際のさまざまな作業や技術の取得を効率的に行うための方法を解説しています。
まずは、コードを書いたり読んだりするときに「プログラマーの脳」がどのように働くかという認知プロセスについて説明しています。なぜなら、作業が異なれば、利用する認知プロセスも異なり、使うべきテクニックも変わってくるからです。
認知プロセスの段階や相互作用について理解したところで、「コードを速く、深く読む」「コードを読みやすくする」「新しい言語を短時間で習得する」といったことについて、どの認知プロセスを活用しているのかを考えて、どのような方法を採るべきかなのかを具体例を挙げて説明しています。また、プログラミングそのものではありませんが、新しい開発者を迎え入れる際のオンボーディングプロセスについても、認知科学的な側面から掘り下げています。
本書は、13の章から成り、大きく4つの部に分けられています。各章では、次のような内容を説明しています。

・第1章:プログラミングを行う際に重要な3つの認知プロセスと、それぞれの認知プロセスがどのような混乱と関連するか
・第2章:コードを素早く読み、その仕組みを理解する方法
・第3章:プログラミングの構文や概念をよりよく、より簡単にきちんと学ぶ方法
・第4章:複雑なコードを読み解くためのテクニック
・第5章:見慣れないコードをしっかりと理解するためのテクニック
・第6章:プログラミングにおける問題解決のテクニック
・第7章:コードや思考中のバグを回避するためのテクニック
・第8章:特にコードベース全体において、明確な変数名を選択する方法
・第9章:「コードの臭い」とその背後にある認知科学的背景
・第10章:複雑な問題を解決するための、より高度なテクニック
・第11章:コーディングという行為そのものと、プログラミングにおけるさまざまなタスク
・第12章:大規模なコードベースを改善する方法
・第13章:新しい開発者のオンボーディングプロセスの苦痛を軽減する方法

本書は、脳の働きをより深く理解することで、プログラマーとしてのスキルや習慣を向上させたいと願う、すべてのレベルのプログラマーのために書かれていますが、特に「職業プログラマー」が直面するような状況が取り上げられています。チーム開発、大規模ソフトウェアシステム構築、オンボーディングサポートなどの経験などがあると、本書をより理解し、活用できるでしょう。また、JavaScript、Python、Javaなど(APLやBASICも!)の言語で書かれたコード例が出てきますが、特定の言語の知識や経験は必要ありません。

内容説明

脳の働きを理解すれば、プログラミングは、もっと効率的に、もっと楽しくなる!

目次

1 コードをよりよく読むために(コーディング中の混乱を紐解く;コードを速読する ほか)
2 コードについて考える(コードの深い理解に到達する;プログラミングに関する問題をよりうまく解決するには ほか)
3 よりよいコードを書くために(よりよい命名を行う方法;汚いコードとそれによる認知的負荷を避けるための2つのフレームワーク ほか)
4 コーディングにおける共同作業(コードを書くという行為;より大きなシステムの設計と改善 ほか)

著者等紹介

ヘルマンス,フェリエンヌ[ヘルマンス,フェリエンヌ] [Hermans,Felienne]
オランダのライデン大学の准教授で、プログラミング教育やプログラミング言語について研究しています。また、アムステルダム自由大学教師アカデミーでコンピュータサイエンスの教授法を専門とする教師・教育者であり、ロッテルダムのリセウム・クラリンゲン高校で教鞭をとっています。初心者プログラマー向けのプログラミング言語「Hedy」の開発者でもあり、ソフトウェアに関するウェブ上最大のポッドキャストの1つである「Software Engineering Radio」のホストも務めています(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

calicalikoume

10
認知科学の観点から、いかに認知負荷を下げてプログラミングを習得できるようになるか。プログラミングを始めたばかりの頃の、あまりの理解出来なさの原因がこの本を読んで腑に落ちた。終始興味深い内容が続く良い本。ただ、誤字脱字の多さが個人的には残念。2024/02/14

ニョンブーチョッパー

10
★★★★☆ コード読みで困難にぶつかったとき、自分を卑下するのではなく、認知的負荷が高すぎる、という説明がつけられることで、感情的にならずに、冷静にその現状を受け入れられそうな気がする。「唐辛子の種は辛くない」って知らなかった。「シニアが「Array index out of bounds」を概念として理解できる」は実感としてよく分かる。2023/12/31

8
特に前半は面白く短期記憶は6スロットしかないというのは感じるところがあった。後半は綺麗な理論でなく場当たり的な説明をしている感じだった。.NETのコントリビュータということで、個人的にUNIX系のシステムを触ることが多いのでちょっと文化の違いを感じた。認知的負荷を下げよう!というのが一番言いたいことだと思う。推奨されていたフラッシュカードによる反復勉強はやったこと一度もないけど、今度新しい概念を勉強した時に作ってみようかな。めちゃ煩雑な演習がたくさんあったけどやった人いるのかな?2024/04/13

むらさき

8
パート3, 4が面白かった。 コードを理解して書く、読む。 日頃、認知的負荷については気にするようにしている。 なぜ、気にしなければいけないかがちゃんと説明されていてとてもよかった。 ワーキングメモリ、短期記憶、長期記憶でコード理解のプロセスとプロセス中の困難さが説明されていたのも良かった。 個人でコーディングするとき、チームでコーディングするときに都度読み直していきたい。 自分的には、リーダブルコードと合わせて読むと面白いかなという印象。2023/08/09

リットン

7
プログラミングをするときの思考を言語化していて、「あーたしかに、そうなってるわ」と感じるところがいくつかあった。読みやすいコード、きれいなコードといっても、読む人次第だし、誰にとっても「良いコード」ってないのかもなぁ。正直細かい書き方をちゃんと覚えてなくても調べればわかる(chatgptに助けてもらう)けど、それやってると、毎回同じ処理に無駄な認知的な負荷をかけて、効率悪いし、適宜ちゃんと長期記憶としていれていかないと損だなぁ。。けど、その場は調べてコピって済ませちゃうんだよなぁ。。2023/05/18

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